依存症チェック

依存症チェック

 


 

【依存症チェック】次の3つ以上の項目にあてはまる場合、依存症が疑われます。

 

  • 酒、薬、食べ物などの物質を大量にとらないと、あるいは賭博などの行為を数多く、長い時間行わないと、満足や快感を得られず、その量や回数、時間はどんどん増えていく
  • その物質や行為から離れられず、それをとることをやめたり、行為を中止したりすると、禁断症状が起こる
  • 禁断症状をおさめるためには、その物質をとるか、またはその行為を繰り返さなければならない
  • 自分で思っている以上に、大量にその物質をとったり、長い時間その行為を続ける
  • そのような物質をとることをやめよう、行為を中止しようとずっと思っているが、うまくいかない
  • その物質を手に入れたり、その行為を続けるためにはどんなことでもする
  • その物質をとるために、あるいはその行為をするために、仕事の時間や家族とすごす時間を削ったり、趣味などの楽しみを犠牲にしている

 

早めに軌道修正を

 

依存症は特別な人だけがかかるものではなく、だれもがおちいる可能性のある症候群です。

 

大切なのは、依存症になるさまざまな要因と過程を積み重ねないことです。

 

 

心当たりのある人は、依存症の予防を参考に、早めに軌道修正してください。

 


 

依存症に関するよくある質問

 

頭が痛いわけでもないのに頭痛薬をのまないと落ち着かず、気づくと1日に何度も服用してしまいます。頭痛薬でも依存症といえるのでしょうか?

依存症はどんな物に対しても起こりえます。ましてや、頭痛薬は依存症が起こりやすい薬品として知られています。とくに女性は、生理痛などで鎮痛剤を定期的に服用することが多く、知らないうちに依存性が生じていることが少なくありません。

 

だんだん量が増える、まる1日服用しないで過ごせない、薬をのまないでいると落ち着かず、イライラして薬のことばかり考えてしまう、などの心当たりがあれば、要注意です。依存症だと自覚できれば、治療の第一関門はクリアできたも同然です。

 

ただし、自力で薬をやめても、根本にある何かに依存したいという心の欲求を消さなくては、別の物に依存症が移るだけになってしまうこともありえます。なかなかやめられない、また薬をのみ始めてしまった、ほかの物に依存し始めた、というような場合は、精神科の専門医に相談して、徹底的な治療をすることが望ましいでしょう。

 

タバコをやめるのにニコチンガムやパッチがいいと聞きました。ニコチンから離脱したいのに、ニコチンを摂取してもいいのでしょうか?

禁煙の難しさは、多くの人が経験しているとおりです。タバコは、仕事の合間にでも気軽に喫煙できるのでとくにやめにくいのです。ニコチン入りガムや、パッチは、そんな大勢の人の悩みから生まれた苦肉の策です。

 

タバコの依存症は、主にニコチンの刺激を求める欲求から起こっています。ですから、ニコチンを別のかたちで摂取すればタバコは我慢しやすくなります。ニコチンは相変わらずからだの中に入りますが、煙を吸わないことで肺へのダメージを減らし、周囲の人への迷惑も避けることができます。

 

また、ガムを噛む行為は脳に対して刺激となるので、タバコを吸うという行為の代わりになります。こうして、少しでも毒性の少ないかたちでニコチンを摂取し、刺激を弱めていくことで、長期的にニコチンヘの依存性をなくすことが可能になるのです。

 

毎日酒を飲んでいます。外で飲んでも、家に帰って寝酒を1杯やるのが習慣です。これはアルコール依存症ですか?

毎日酒を飲むといっても、飲む量や酒の種類、飲んだ後の状態などがわからないと、はっきりした診断はできません。

 

ただし、飲まないと眠れないというのであれば、アルコールの血中濃度を上げないと眠れない状態(=酒への身体依存ができている状態)におちいっている可能性があります。

 

よくいわれることですが、1週間に2日は飲まない日(休肝日)をつくることをお勧めします。これを守って飲み続けることができるかどうか試し、もし守れない場合は、あなたは酒をコントロールできない状態(アルコール依存症)になっているということです。その場合は、飲む量が増えて健康を害さないうちに、一度きっぱり酒を断ちましょう。

 

それと同時に、周囲の人との関係や仕事などに問題はないか、飲酒によって何かから逃避していないか、など自分自身を見つめなおすことも必要です。

 

 

 

 


合わせて読みたい記事

依存症とは?
かつて、依存症をつくり出すのはアルコールや麻薬だと考えられていました。 しかし、人間はごく日常的な事柄に対して病的にのめり込み、依存症となりうることがわかってきました。
依存症の原因 子ども時代の親子関係が大切
依存症は脳に物に依存したい欲求が起き、それがエスカレートしていく病気だと考えられています。ですから、その原因を取り除かなくては、たとえ表面的には依存から抜け出したようにみえたとしても、また別のものに依存することを繰り返していくだけです。
女性と依存症
女性のキッチンドリンカーやパチンコ依存症などが増えています。この傾向は今も続いています。
依存症の治療と予防
依存症から抜け出すために、依存症にならないためには、依存症の治療と予防について説明しています。

このページの先頭へ戻る