カウンセリングの流れ

カウンセリングの流れ

 


 

インテイク面接

 

クライエントはまず、希望のカウンセリング施設や相談機関に申し込みをします。

 

多くは電話によるものです。その後で「インテイク面接」が行われます。

 

 

これは「受理面接」ともいい、インテイカー(インテイク面接をする人・受付相談員)が行います。

 

ただし、インテイク面接をしていない施設もあるのも現状です。

 

 

インテイカーは、クライエントがどのような性格を持ち、悩みを解決するための能力はどれくらいか、家庭や職場などクライエントを囲む環境からどのくらい協力を得られるかなどを「心理診断」して、クライエントが抱えている問題を自分の施設のカウンセラーで引き受けるのが適切かどうか判断します。

 

 

引き受ける場合は、実際の治療にあたるカウンセラーとの橋渡し的な役目もします。

 


 

心理カウンセラー

 

カウンセリング

 

インテイク面接がすむと、実際にカウンセリングに入ります。

 

カウンセラーによって若干の違いはありますが、一般的に初回面接から数回までを「導入期」といい、クライエントとカウンセラーの信頼関係を築く一番大切な時期になります。ここで自分はなぜカウンセリングを受けるのか明確にします。

 

 

導入期にカウンセリングの時間や回数、場所、料金体系などをしっかり確認しておきます。

 

もちろん秘密厳守にはどの機関も注意を払っていますが、気になることがあったらきちんと確認しておいたほうがよいでしょう。

 

 

導入期が過ぎると「展開期」に入ります。ここでは導入期に得た「ラポール」(信頼と愛情に基づくよい関係)を基盤として一歩進んだ話を始めます。

 

方法はカウンセラーの理論や知識、体験によって違ってきますが、原則は言葉によるコミュニケーションと、表情や声の大きさ、身ぶり、服装などを見る非言語コミュニケーションの2つです。

 

 

ある程度目標を達成でき、心の問題が解決に近づくと、「終結期」に移っていきます。

 

終結期はクライエントのほうから言い出す場合が多く、一連のカウンセリングが自分にとってどんな意義があったか、自己のとらえ方がどのように変わったかなどを数回にわたって話し合います。

 

クライエントが途中からカウンセリングに来なくなった場合は「中断」といい、終結期にはあたりません。

 

 

 


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