カウンセリングの種類(精神分析療法・行動療法・自律訓練法・家族療法・箱庭療法)

カウンセリングの種類

 


 

カウンセリングを実際に進めていくときに、いくつかの方法を用いて治療をすることがあります。

 

カウンセリングの種類と方法

 

精神分析療法

 

思いついたことを話しながら、その背後に隠されている不満、葛藤などを明確にして、原因を考える。

 

行動療法

 

問題行動を消失、抑制するため、それに代わる行動をとる。

 

自律訓練法

 

集中して自己暗示をかけることによって、全身の緊張を解き、精神を自己コントロールできるようにする。

 

関連自律訓練法

 

家族療法

 

家族関係が原因となっている問題に対処するため、家族全員が一団となってカウンセリングを受ける。

 

 

このほかにも「箱庭療法」、「認知的療法」(気づきを主体とする治療法)、「音楽療法」など、さまざまな治療法があります。

 

 

また、開業している専門機関以外に、病院や公共団体でさまざまなカウンセリングが行われています。

 

最近ストレスが問題となっている企業関係には産業カウンセラーが増えていますし、いじめや不登校など子どもの心の問題の対策に学校カウンセラーの配置も進んでいます。

 

 

なお、セラピーという言葉も最近よく聞きますが、現在の日本では基本的にカウンセリングと同じように使われています。

 


 

心理カウンセラー

 

 

箱庭療法

 

これはユング心理学を応用したもので、日本では河合隼雄氏こよって紹介されました。統合失調症のような重い病気の治療から自己啓発まで幅広く用いられています。

 

新聞紙の半分ぐらいの大きさの箱に砂を入れ、クライエントはミニチュアの家や人、動物、植物などを好きなように配置していきます。

 

 

でき上がった作品から精神状態を分析するというよりは、つくる過程が重要なポイントです。

 

箱庭をつくっているうちに、今まで漠然としていたクライエントの気持ちが、具体的に形になってきます。それが自己の治癒能力を引き出し、症状が軽快していくというわけです。

 

 

 


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