五月病とは? 【大学生が、5月の連休明けごろから無気力な状態に陥る】

五月病とは
(※画像はイメージです。)

 

過酷な受験戦争を打ち勝って大学に入学した大学生が、5月の連休明けごろから無気力な状態に陥ることを「五月病」とよんでいます。

 

合格によって目標や意欲を失い、大学生活にも適応できずに、自分でもどうしてよいかわからなくなってしまう精神状態のことで、1950年代末ごろからキャンパスで報告され、大学生特有の現象として社会問題となりました。

 


 

学歴社会の病理

 

五月病は、現代日本の学歴社会特有の病理の一つです。

 

大半の学生は、無意識のうちに大学に合格することを目的に勉強を続け、受験以外のことをあまり考えないで過ごしてきました。

 

 

おまけに受験勉強に没頭してきたために、身体的にも精神的にも疲労困憊(ひろうこんぱい)していて、いわばエネルギーが枯渇した虚脱状態にあるともいえます。

 

ところが、大学に入ると何でも自分で判断して、行動しなければなりません。

 

自由な時間を与えられてもどう使ってよいかわからないのです。

 

 

 

 


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