優等生の落とし穴と五月病 【発症の理由は、進路の問題や不本意入学】

優等生の落とし穴と五月病

 


 

性格的には、完堅主義の学生が五月病にかかりやすいようです。高校時代にはいつもよい成績をとってきた優等生タイプです。

 

 

大学でも同じように講義をきちんとこなそうと意気込んできたのに、教師の遅刻や休講が多いことや講義内容のレベルが低いことがわかってやる気を失う場合と、逆に講義が難しすぎて、ついていけない不安感、無力感や劣等感にさいなまれるケースとがあります。

 

 

家庭で過保護に育てられた学生が多いのも特徴です。

 

甘やかされて育っているため、わがままで忍耐力に乏しく、現実が自分の思い描いていたイメージと違うことで興味を失ってしまうのです。

 


 

五月病の発症の理由としては、進路の問題や不本意入学が最も多く、次いで学業上の問題、失恋や対人関係の問題、親元を離れるなど環境の変化などがあげられます。

 

特に生まれて始めて独り暮らしを始めた学生には大学生活への不適応だけでなく地域、人間関係の不適応も発症の引き金になります。

 

 

五月病に近い精神病理として、うつ状態があります。

 

うつ状態は、気分の抑うつや意欲の低下などを伴う精神状態で、場合によっては長期の休養や薬物治療が必要になります。

 

うつの気分は五月病以外にもあるので、ほかの病気との識別が必要です。

 

 

 

 


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