ブランド製品に群がるブランドコンプレックスは、劣等感の現れ

ブランドコンプレックス

 


 

ブランド製品に群がるブランドコンプレックス(ブランド依存症)は、劣等感のなせるわざということができます。OLや女子学生たちが、食費も削って不相応なブランド品をもつことが、流行のようになっています。

 

これは、仲間内でひそかな競争意識をもち、相手よりも優位に立ちたい、劣等感をもちたくないという心の現れです。

 

 

ブランドコンプレックスは、ブランド以外にものの値打ちを測る尺度をもたないことの裏返しともいえます。

 

自分のセンス、あるいは好みに対して自信がもてないために、とりあえず同世代があこがれるものに走るのです。

 

ブランド品を身につけることでしか自己主張できない、ちょっと寂しい日本の現実です。

 


 

他人と自分を比べる心理は、私たちのなかに普遍的に存在します。

 

社会で人とかかわって生きていく以上、比較することは避けられません。

 

 

比較することで苦しむ人もいれば、自分を励まして乗り越えていく人もいます。

 

この差を生む大部分の要因がねたみといえるでしょう。性格的に嫉妬深い人ほど、比較による刺激を大きく受けます。

 

 

比較に苦しむ人は自分の立場を脅かされているという思い込み、不安が強くなります。

 

比較の結果に敏感ですから、安定した自己を保つことが難しく、人間関係は不安定になりがちです。

 

 

例えば恋人との関係においても、ねたむ心が相手に投影していることがあります。そうなると自分が相手を疑っているのに、相手が自分を疑っているように感じてしまいます。

 

恋人に愛されているという自信がもてなかったり、恋人に対して劣等感が強いと、この傾向は強くなります。

 

 

 


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