体内時計・レム睡眠とノンレム睡眠がつくりだす睡眠周期と睡眠の関係

体内時計・睡眠周期と睡眠の関係

 


 

私たちは通常、朝に目覚め、夜に眠るという1日のリズムを繰り返しています。この約1日周期のリズムを、「サーカディアン・リズム(概日リズム)」といいます。

 

哺乳動物では、視床下部の底部にある視交叉上核に、このリズムをつくる体内時計があります。

 

この体内時計が、ほぼ1日を周期とする活動と休息のリズム信号を出しています。

 

 

通常は、夜間の休息の時間帯のほうが、昼間の活動の時間帯よりも、眠るのに都合がよいように組み込まれているわけです。

 

よりよい眠りをとるためには、夜間の決まった時間に寝ることが大切だとされているのは、このリズムのためです。

 

 

眠りをコントロールするには、規則的な生活を送ることが大切です。

 

寝不足だからといって不規則に寝起きするより、生活のリズムを崩さないことです。寝不足については、眠りの質を高めることによって、埋め合わせることができます。

 


 

自分に合った寝具を選ぶ!質の高い睡眠を得られる【枕・マットレス】特集!

 

レム睡眠とノンレム睡眠がつくりだす睡眠周期

 

睡眠のリズムには、脳の中の体内時計による管理のほか、レム睡眠とノンレム睡眠がつくりだす、1周期約90分の睡眠周期があります。

 

睡眠中の脳波を調べてみると、睡眠には周期があって、深い睡眠(ノンレム睡眠)と浅い睡眠(レム睡眠)を繰り返していることがわかります。

 

おおまかにいえば、ノンレム睡眠は「精神的な疲労を癒す眠り」、レム睡眠は「肉体的な疲れを癒す眠り」です。

 

 

私たちが日中行っているさまざまな精神活動は、大脳がつかさどっていますが、ノンレム睡眠は、この大脳の機能を低下させることで、昼間酷使した大脳の疲労を回復させます。

 

それに対しレム睡眠は、筋肉の活動レベルを極力下げることで、筋肉を休ませ、からだの疲労を回復してくれます。

 

この二つの眠りがワンセットになって、一晩のうちに何回か繰り返されることで、一つのリズムをつくっています。

 

 

このリズムによって眠りの状態が自動的に調整され、バランスがとれた眠りとなるわけです。

 

心もからだもリフレッシュできる快眠とは、ノンレム睡眠とレム睡眠がリズミカルに繰り返される眠りです。

 

 

また、眠気をもよおす要素の一つに、体温の変化があります。

 

私たちの体温は1日の間、1℃以内の小さな変化ですが、活動と休息のリズムに合わせて微妙に変化しています。

 

 

具体的には、体温の低い時間帯が休息期、高い時間帯が活動期に当たります。これは1日の睡眠・覚醒のリズムと同様、体内時計に管理されています。

 

そこで、体内時計に従って、夜になって体温が下がりかけてきた時刻に布団に入り、早朝の体温が上がりかけてきたころに起きれば、寝つきも目覚めもスムーズにいくわけです。

 

このリズムに従えば、質のよいノンレム睡眠の深い眠りが早く得られることになります。

 

 

目まぐるしく変動する社会で、日々、時間に追われて生活している現代人にとって、規則正しいリズムで、好きなだけ睡眠をとることはなかなか難しいことです。

 

それだけに心とからだの健康には心地よい睡眠の確保が重要です。

 

 

快眠を得るためには、まず生活のリズムをつくり、できるだけ規則正しく過ごすことです。

 

その結果、体内時計は正確にリズムを刻み、就寝時刻になると自然に眠気をもよおして、すんなり眠りに入れるようになるはずです。

 

最近はストレスを解消し、心とからだの疲労回復のため、睡眠は重視されていて、世の中にはさまざまな睡眠をサポートするサプリメントや寝具(グッズ)があふれています。

 

そのすべてが自分にとって有効とは限りません。私たちの眠りは、精神的、社会的な要因に大きく影響を受けるので、実に多様です。

 

一人ひとりが、自分にとって有効な方法を工夫し、短くても質のよい眠りが得られるようにすることが大切です。

 

 

 

 


合わせて読みたい記事

不眠症とは?
不眠とは、眠りたいのに眠れない状態です。眠れないことを苦にしたり、特にそれが慢性的状態になっている場合は、不眠症といいます。
不眠症の原因
不眠症の原因は期間もタイプもさまざまです。睡眠は長さ、深さ、リズムの3要素から成り立っており、この3つのどの調子が乱れても睡眠不足を感じるようです。ここでいう深さとは、ノンレム睡眠の深さのことで、リズムとは睡眠・覚醒リズムのことです。
眠れないときの対策法
どうすれば心地よく眠りに入り、安定した睡眠がとれるのでしょうか?眠れないときの対策法(入浴・環境・寝具・食事と飲み物・運動・アロマテラピー・サプリメント)などを活用して対策する方法とは?
睡眠障害の種類と睡眠リズムの直し方
昼夜逆転には、時間療法が有効です。また、入試間際の受験生や交代制勤務で働く人、多忙で眠る時間がない人は、次のような方法で生活リズムを整えることで睡眠障害を予防できます。
レム睡眠とノンレム睡眠の違い
レム睡眠は睡眠中にもかかわらず、眼球が痙攣したように激しく動き、血圧は上昇し、心拍数や呼吸数、胃酸の分泌は増加します。また、レム睡眠以外の睡眠をノンレム睡眠とよび、脳の休息に大きな役割を果たすと考えられています。
1日に必要な睡眠時間はどのくらいで最適?
よく1日8時間は眠らなければいけないといわれていますが、これには医学的根拠があるわけではありません。統計的に、それだけ寝ている人が多いということにすぎません。近年、残業などにより睡眠時間は減少ぎみといわれますが、日本人の平均睡眠時間は7時間23分という報告もあります。
【睡眠サプリメント比較ランキング!】 こんな不眠症状におすすめです。
不眠を訴える人には2つの場合が考えられ、思うように効果が得られない場合もあります。では、どんな場合に睡眠サプリメントが有効なのでしょうか?睡眠の質を高めるお手伝いをするサプリメントの比較ランキングと、その成分の比較や効果を解説しています。また、配合されている主な成分(クワンソウ・グリシン・トリプトファン・ギャバ)や、その効果を詳しく解説しています。不眠がストレスとなり、さまざまな障害が出てくる可能性もあります。心当たりがあったら、生活習慣の改善や工夫も行い、少しでも早く快適な眠りを!
睡眠サプリの成分や口コミ情報
市販やネット通販で購入できる睡眠サプリの成分や口コミ情報をまとめています。睡眠サプリメントの購入の際に参考にしてください。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠中に何度か呼吸が止まり、目がさめてしまう病気(SAS)睡眠時無呼吸症候群を解説しています。睡眠時無呼吸症候群は肥満者や高齢の男性によくみられます。
質の高い睡眠を得られる寝具(ベッド・マットレス・枕)と、寝具の手入れ
心身の疲れをとり、快適な質の高い睡眠を得るためには、心地よい自分に合った理想の寝具で眠ることが大切です。理想のベッド・マットレス・枕の条件や、寝具の手入れ方法など
睡眠薬(睡眠導入剤)・不眠症治療薬の通販
通販を利用すれば病院に行かずに簡単にいつでも睡眠薬(睡眠導入剤)・不眠症治療薬を購入する事が可能です。自分に合った最適のアイテムを見つけてください。

このページの先頭へ戻る