円滑なコミュニケーションや人間関係を築くための方法

円滑なコミュニケーションや人間関係を築くための方法

 


 

円滑なコミュニケーションや人間関係を築くための話し相手と座る座り方

 

アメリカの心理学者クックは、さまざまな場面で二人がどのような座り方をするのか調べる実験を行っています。

 

その結果、会話をする場合は、たいていテーブルの角をはさむか、向かい合って座ります。角をはさむときはおしゃべり、向かい合うときは少し改まった話をするケースが多いものです。

 

共同して作業をするような場面では並んで座る場合が多くなります。横に並ぶと二人の間の距離が最も近くなり、連帯感が生まれるからです。

 

お互いに別のことをするときは斜め向かいの席を選び、競い合って何かをしたり、嫌いな人と同席するケースでは向かい合わせに最も離れた席に着く傾向がみられます。

 

仕事などをスムーズに進めたり、円滑なコミュニケーションを図りたいといった場合に、座り方を意識してみるとよいでしょう。

 

円滑なコミュニケーションや人間関係を築くための話し相手と座る座り方

 

力を合わせて大きな困難を克服したときに、友情や信頼関係が生まれるのは、ビジネスでも恋愛でも同じです。

 

接触頻度と好意度の関係

 

接触頻度と好意度の関係

 

アメリカの心理学者ザイアンスは、顔写真を目にする回数と顔写真の相手に抱く好意度との関係を調べています。

 

表の横軸は、写真を見せた回数で、1回、2回、5回、10回、25回となっています。

 

見る回数が多かった顔写真ほど好きになる度合いが高くなっていることがわかります。

 

また、写真に限らず漢字と意味のないつづりを使った場合も、見慣れるにつれて抵抗感がなくなっていくことが示されています。

 

 

距離と新密度の関係

 

距離と新密度の関係

 

人は、一番近くにいる人と親しくなりやすいとされています。例えば、図Aの場合は、aの部屋の人と親しくなりますが、距離が変わらなくても図Bのように間に別の人が住んでいるような場合は、bの部屋の人とは親しくなりにくいことがわかっています。

 

この結果からも、物理的距離の短さよりも、何番目に近いのかが重要といえます。ある人と人間関係を深めていきたいときには、このような点を考慮に入れておくとよいでしょう。

 

 

気分が良いときや、快適な場所にいるときは、相手に対して好意をもちやすいのでしょうか?

気分が良いときと不快な気持ちのときでは、人に対する感情や接し方も異なります。

 

きれいな風景のなかにいるときや、おいしい物を食べているとき、好きな音楽を聴いているときなど、自分の気分がよければ人に対してもやさしい気持ちになれるものです。

 

仕事がうまくいった、好きな野球チームが勝ったなど、理由は何であれ、気分がポジティブなときに会った人にはよい印象をもち、好意を抱きやすいとされています。

 

 

このような現象は、フィーリング・グッドの効果とよばれています。好きな音楽を聴きながら写真の人物を評定する場合と、嫌いな音楽を聴きながら評定する場合を比較した実験では、好きな音楽で評定したほうが、好感度が高まることが実証されています。

 

好き嫌いの感情はそのときの環境によって左右されやすいものです。大切な人と会うときには、なるべく快適な場所を選ぶようにするとよいでしょう。

 

嫌いな相手とうまく付き合っていくためには、どうしたらよいでしょうか?

誰にでも、好意のもてない人や何となく虫の好かない人が一人や二人はいるものです。たいていはなるべく関係をもたないようにするようですが、必要に迫られてつき合わなくてはならないケースもあります。

 

しかし、嫌いな相手を好きになろうとしても無理があり、相手の考え方を変えようとしてもかえって関係をこじらせることになりかねません。そこで、まずは客観的に相手の性格や価値観、生き方などを観察してみるとよいでしょう。

 

自分と相手とはどこが合わないのか、どこが違うのかを冷静に見つめるようにします。そうすることによって相手のよい部分が見えてきたり、相手の価値観や思考を自分とは異なるものとして認めることができるようになるかもしれません。

 

うまくつき合おうと考えるより、ビジネスライクに徹するのもーつの方法です。職場であれば、仕事を進めるための必要最小限の会話ですませ、近所なら挨拶を交わすだけにしてみます。

 

つかず離れずの距離感を保つことができれば、お互いに悩んだり、感情を乱されるケースも少なくなるでしょう。

 

摩擦が大きくなってトラブルが起こったり、どうしてもコミュニケーションが必要な場合は、信頼できる人に仲介を依頼して冷静に話し合えるようにするのもーつの解決策です。

 

 

 


合わせて読みたい記事

好き・嫌いの感情とは?情緒は相手に抱く感情によって大きく左右される
私たちが人に対してとる行動や思考は、喜びや悲しみ、怒りといった一瞬一瞬の心の動きに影響されています。このような心の動きを、情緒といいます。情緒は相手に抱く感情によって大きく左右されます。
第一印象や類似性、環境的要因も!? 好き嫌いを決定づける要因
出会った相手に対して抱く好意や嫌悪感には、さまざまな要因がかかわっています。私たちは初対面の相手でも、その人がどんな人なのかをある程度推測します。また、外見の美しさは、人に好印象を抱かせる大きな要因の一つです。
好き嫌いと人間関係 友情・恋愛・集団における連帯感について
初対面で抱いた好き嫌いの感情は、人間関係を築くための基礎となるものです。ただし、好意をもっているだけでは人間関係は進展していきません。互いに親しさを増し、人間関係を深めていくには、一定のプロセスが必要です。
好かれる人と嫌われる人の違い!? より良い人間関係を築くために!
どんな人を好きになり、どのような人に嫌悪感をもつのかは人によって異なります。ところが、多くの人から好かれる人がいたり、逆に周囲から嫌われる人がいるのも事実です。人間関係において、どれだけ相手を大切にしているのかという点が、対人感情が好悪のどちらに傾くかの大きなポイントになるといえます。
仕草で分かる好き嫌いのサイン
好き嫌いの感情は、会話中の視線の動きやちょっとした仕草に無意識のうちに表れることがあります。好き嫌いのサインを見逃さないようにしましょう。

このページの先頭へ戻る