アトピーの背後にもアダルトチルドレン(共依存)が

アダルトチルドレンの体験談 アトピーの背後にも・・・

 

 

幼稚園のころからアトピー性皮膚炎に悩まされてきました。大学3年の新学期になると、アトピー性皮膚炎が一段とひどくなりました。

 

友だちと一緒のときなどはそうでもないのですが、家に帰って着替えるときや入浴時など、血が出るほどかいてしまいます。

 

 

かゆくて眠れない夜は、母親が布団を隣に並べてかいてくれます。

 

母は私のアトピー性皮膚炎を自分の責任と感じていて、よい病院があると聞けば訪ね、民間療法もさまざまなものを試してきました。

 

しかし新しい方法を試すたび、今度こそはという思いを裏切られて医療不信も強く、母親は娘を守れるのは自分だけと思っています。

 

 

父は母が私を甘やかしすぎると、時々口に出します。

 

両親のぎくしゃくした関係に心が痛み、自信がなくなっていきました。

 

 

ある大学病院皮膚科での初診時のことです。問診を受けているそばから、母が答えていたのですが、

 

医師から「私は娘さんに聞いているのですから、黙っていてください」と、私に代わって質問に答える母親を制しました。

 

 

母の意向を尊重し、陰に隠れるようにしている私と、全身全霊で私をかばうような母に、医師は私にアダルトチルドレンを、親子に共依存の病理を感じ、院内精神科(連携)外来を紹介されました。

 

 

皮膚科医と精神科医の「長い間ずいぶんとつらい思いをされたようですね。

 

でも、病気はお母さんの責任ではないし、誰のせいでもありません。もっと楽に考えましょう」という言葉に救われ、はじめて医師を信頼して指示に従うことができました。

 

薬も指示どおりに使った結果、3日後にはかゆみがひいて、熟睡できるようになり、2週目からは一人で通院できるようになりました。

 

(女性 21歳)

 

 

 

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