燃え尽き症候群とは

燃え尽き症候群とは

 

 

この症状は、1970年代にアメリカではじめて報告され、最初は医者や看護婦など医療従事者に特有の症候群と考えられていました。

 

つまり、いつも患者に接し、その要求を聞き、それを実現することが当然とされる職業に特有のストレスが、燃え尽き状態をつくり出すと考えられたのです。

 

 

そのため80年代に日本に紹介された当初は、医療従事者や教師など対人専門職の疾患として注目されていました。

 

それが90年代になって、対人専門職以外にもこの症状が起こり得るとわかって、「思い当たる」という人々が一般職のなかから大勢現れてきたのです。

 

 

90年代初頭は、人々の欲求が限りなくふくらみ続け、企業も個人も過度の期待にさらされ続けた時代です。

 

対人専門職ばかりでなく一般社会の人も重度のストレスに直面し始めました。

 

症状は人によってさまざまで、特徴としては、ほとんどの場合、はじめに疲労感を覚えます。

 

それからしだいに風邪をひきやすいなどの身体症状から、怒りっぼくなる、わけもなく気がもめる、自信がなくなるなどの精神症状が現れ始めます。

 

やがて仕事に対する意欲を失い、これまで喜びを感じていたものが急に色あせて感じられ、仕事や人生が味気なく、将来に夢もない、空っぽの自分に気づいて愕然とするのです。

 


 

燃え尽き症候群はこうして起こる

 

対人専門職や中間管理職など、社会や職場でさまざまな葛藤にさらされる人々が属するハイリスクグループは、その内部に燃え尽きの引き金になる起因因子を多く抱え込んでいます。

 

 

こうした人々の燃え尽きを少しでも回避するには、職場などでの心理的・対人的ストレスの解消や、知識・技術上の問題を解決するなどのサポートシステムと、職場外での仲間づくりなど、未知の領域に世界を広げる自らの積極的な対処行動が重要になります。

 


 

 

 

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