幼児期は学習嫌悪の予防が大切 【行動を制限して、学習する意欲がなくならないように】

幼児期は学習嫌悪の予防が大切

 

 

乳児期に心身の問題もなく過ごした子どもは、1歳を過ぎるころになると「いや」という態度や言葉を発するようになり、自己主張が芽生えます。

 

2歳を過ぎるころには周囲への関心が強まり、「なあに?」という語が頻繁に出るようになります。

 

言語能力が豊かになり、感情や意思を伝える力が高まります。悪口もすばやく習得します。

 

 

発達の課題としては、制限(しつけ)に適応し、排泄の訓練と清潔にする習慣を習得すること、自分や自分以外の人間に対する感情をはっきり区別すること、言葉や記号の習得などがあげられます。

 

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学習嫌悪の問題と対応

 

活動範囲が広がりますが、行動を制限して、学習する意欲がなくならないように努めましょう。

 

見たり開いたり触れたりする好奇心を押えつけたり、競争を極端に禁じたりすると、やがて学習嫌悪や学習不安、勉強嫌いを生じさせることになります。

 

 

弟妹に対する嫉妬が激しくならないように配慮することも必要となります。

 

 

例えば「おねえちゃんなんだから我慢しなさい」などと、親はつい上の子をしかってしまいがちです。子どもが平等感をもてるようにすることが大切です。

 

母親が子どもから離れている時間が多くなると、パーソナリティーの発達を妨げることがあります。

 

 

また、感情面のストレスが身体症状として出やすくなるので、心身症になる心配も出てきます。

 

 

 

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