異文化ストレスとは

異文化ストレスとは

 

 

異文化ストレスとは、異文化との出合い・カルチャーショック・文化摩擦などによって生じるストレス反応をいいます。

 

 

近年、留学、ビジネス、国際協力ボランティア、国際結婚などで海外に滞在する日本人が100万人を超すなど、国を越えた人の動きが活発になっています。

 

交通網や通信手段の発達、マスメディアのグローバル化などにより、海外の文化は距離的にも心理的にも身近なものになりました。

 

 

しかし、いくら海外の情報がさまざまな形で紹介され、海外旅行もめずらしくなくなったとはいえ、異文化のなかで生活すれば、さまざまなストレスに直面することに変わりありません。

 

最近では、現地の人の考え方や態度、生活習慣などに対するストレスは比較的少なくなり、むしろ海外に移住したことで、もともと抱えていた精神病的素因や家族間のトラブルなどがより顕在化してくることが多いといわれます。

 

例えば、夫が仕事中毒・仕事依存症(ワーカホリック)で家庭を顧みないタイプだったりすると、ろくに話し相手もいない外国では、妻は国内にいるときよりもさらに孤独になり、うつ状態に陥ったりします。

 

逆に海外赴任によって時間ができ、夫婦で話をする時間が増えたために、お互いの考え方や将来設計の違いなどが明確になり、離婚に発展するケースもあります。

 


 

 

こうした精神的な悩みやトラブルが起きても、海外では日本語で気軽に利用できるメンタルケアの機関がほとんどないに等しいのが現状です。

 

現地の医療機関にかかろうとしても、問題が精神的なものだけに言葉の壁が大きく、なかなかうまくいきません。

 

 

その結果、人知れず悩み、人知れず解決しようとしてかえって精神的負担を大きくしてしまうことがよくあります。

 

身近に気軽に日本語で話し合える人がいない場合は、特にメンタルヘルスに注意をする必要があります。

 


 

 

 

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