せん妄

目次

  • せん妄とは
  • 夜間に症状が悪化することが多いせん妄
  • せん妄|主な原因は身体疾患や薬の副作用
  • せん妄の診断|ほかの精神疾患との鑑別が難しい
  • せん妄の治療|薬物を中心に症状を抑える

 

せん妄は身体疾患や薬の副作用などでも起きる意識障害で、入院患者などにみられる症状です。

 

認知症と似ているために鑑別が重要になります。

 

 

せん妄:関連カテゴリー

統合失調症 老年期の心の病気

せん妄記事一覧

せん妄とは!?高齢者に多いのが特徴

熱にうかされた子どもがうわごとを言って、目が覚めてからも暴れだすなど夢の続きのような行動をとったり、肝不全が悪化した肝性脳症の人が、チョウのように腕をはばたかせたり、あらぬことを口走ったりすることがあります。このような状態をせん妄といいます。せん妄は何らかの原因で意識が低下し、物事を錯覚したり、幻覚や妄想にとらわれて騒いだりする精神症状です。関連:せん妄|主な原因は身体疾患や薬の副作用単独の疾患で...

夜間に症状が悪化することが多いせん妄

せん妄の症状には、三つのタイプがあります。一つはぼんやりして口数が少なくなり、無表情で、まるでうつ病の患者のように活動が低下するハイポアクティブ・タイプです。もう一つは、逆に活動性が上がるハイパーアクティブ・タイプで、ほかに両者の混合タイプがあります。ハイパーアクティブ・タイプが最も多く、男女比では男性に多く発症します。せん妄は意識障害であるために、人の名前や時間、場所を間違えたり、わからなくなっ...

せん妄|主な原因は身体疾患や薬の副作用

せん妄は、脳腫瘍などの脳の器質性疾患、心不全のような全身性疾患、薬物や、アルコールなどの摂取や離脱といったことが原因となって起こります。【反応性の場合】せん妄状態は、心理的な原因によっても生じてきます。手術前やがんなどの重大な病気についての不安が高じたり、また手術後にICUで過ごしたり、拘束された状況になると、意識障害を背景とした幻覚妄想状態、すなわちせん妄状態をきたすケースがみられます。こうした...

せん妄の診断|ほかの精神疾患との鑑別が難しい

急性錯乱状態という別称でもわかるように、せん妄は突然発症します。しかし、ドラスティックな症状に先がけて、恐怖感や不穏な行動などの前ぶれ症状が数日前から現れるのが一般的です。通常は1週間ほどで症状が治まりますが、原因が解決されない限り、せん妄状態は繰り返されます。原因が確認され、除去されると症状は急速に改善します。せん妄の症状は認知症や躁うつ病、統合失調症などの症状とも似ているため、これらの精神疾患...

せん妄の治療|薬物を中心に症状を抑える

せん妄は、手術後の拘束状態など、心因性のものもありますが、病気や治療中の薬物の影響などで起こることも多いものです。まず、身体的な要因を解明し、除去する必要があります。病院では、つきそいの人などから情報を得ながら、せん妄を引き起こしている原因を探り、治療方針がたてられます。治療の原則は静かな場所で時間をかけて症状が鎮まるのを待つことです。関連:せん妄|主な原因は身体疾患や薬の副作用薬の副作用が原因で...

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