離人症と関係の深い主な病気と、その特徴

離人症と関係の深い主な病気と、その特徴

離人症と関係の深い主な病気と、その特徴

さまざまな病気と離人症

 

 

離人症は、独立して現れるよりも、ほかの精神疾患や、からだの病気、大きなけがに伴う症状として出てくるケースが多いといわれています。

 

また、離人症から、ほかの精神疾患に発展することもあります。

 

 

離人症と関係の深い主な病気と、その特徴は次のとおりです。

 

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統合失調症

統合失調症の初期症状として離人症が現れることはよく知られています。

 

統合失調症の症状としての離人症と、単なる離人症は、最初はまったく区別がつかないので、統合失調症の発見が遅れるケースもあります。

 

 

一般に、統合失調症の人は、病気だという自覚に乏しいといわれていますが、離人症の状態にある初期では、自ら進んで病医院へ行ったりすることもあるので、ますます鑑別が難しいのです。

 

統合失調症の場合には、進行するにつれ、幻聴や妄想といった症状がみられるようになります。

 

初期の離人症段階から慢性期に入っていくときには、自殺を企てるケースが多いといわれています。

 

うつ病

うつ病の主症状である気分の落ち込みや不眠、意欲の低下などとともに、離人症が現れることがあります。

 

逆に離人症が進行して、うつ状態に陥ってしまうケースもみられます。

 

不安障害

不安障害には、突然激しい動悸がして、強い不安や息苦しさやめまいなどにおそわれるパニック発作を主症状とするパニック障害や、人とのかかわりや特定の物や状態に強い恐怖感を抱く恐怖症、生命にかかわるような恐怖の体験をしたことによって受けた精神的なショックが原因で起こる心的外傷後ストレス障害(PTSD)などが含まれます。

 

 

離人症は、パニック発作に伴って現れたり、外傷後ストレス障害の一つの症状として出てくることがあります。

 

不安感が強いときに、ふと離人症の症状に陥ったりもします。

 

 

また、離人症が先にあって、離人症の症状が定着したときに、現実感の消失や自分がおかしくなってしまったのではないかという思いに対する不安や恐怖が病的に強くなるケースもみられます。

 

外傷

交通事故による大けがやそれによるショックなどがきっかけになったり、大脳が損傷を受けたりして、離人症になることもあります。

 

身体疾患

離人症を伴う身体疾患の代表的なものはてんかんです。

 

急に全身がけいれんし、失神してしまうてんかん発作の前兆として離人症がみられることがあります。

 

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てんかんは、てんかん発作が主症状ですが、発作が起こらなかったり、からだの一部にだけ起こるけいれんなど、軽い症状の場合もあるようです。

 

離人症もそれらの症状の一つとして出てきたりします。

 

 

このほか、片頭痛や、意識障害の一つであるせん妄(錯覚や幻覚)など、さまざまな病気、障害に伴って、離人症は出現します。

 

離人症はさまざまな病気の症状として現れるので、早めに診断を受け、大きな病気を見逃さないことが大切です。

 

 

 

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