解離性障害

目次

  • 解離性障害とは
  • 記憶が抜け落ちる解離性健忘
  • 突然蒸発する解離性遁走(とんそう)
  • 解離性障害の症状と兆候
  • もっとも重い解離性同一性障害

 

解離症状は一種の心理的防衛反応で、日常的にもみられるものですが、あまりに大きなストレスを抱え込むと、さまざまな症状が出ます。

 

さまざまな困難に出合ったり、つらい体験をすると、私たちはその記憶をなくしてしまったり、別の人格を生みだして自分を心理的に守ろうとします。

 

解離性障害記事一覧

解離性障害とは

(※画像はイメージです。)人は誰でも、成長・発達していく過程で、最初は両親や家族などを通じて、社会や文化とかかわりながら、次第に自己を形成していきます。そして自己の一貫性と連続性を維持しながら、自分は誰で、何に帰属しているのか、つまり自分は自分であるという同一性(アイデンティティー)を確立していきます。しかし、正常に統合されているはずの同一性や記憶、意識などの機能が障害されたり、あるいは変化するこ...

解離性障害の症状と兆候

解離性健忘解離性遁走解離性同一障害離人症障害症状と兆候・記憶喪失、通常は突然発症・患者は記憶を失ったことを 覚えている・記憶喪失前後での意識清明・目的をもった放浪でしばしば遠方へ赴く・過去の生活についての健忘・記憶を失ったことに気づかないことが多い・新しい同一性を獲得することが多い・遁走中の行動は正常・複数の明確に区別される人格が一人の人物のなかに存在し、各人格はそれが現れるときは、その人物の行動...

記憶が抜け落ちる解離性健忘

解離性健忘は、重要な個人情報や強いストレスをもたらす性質の情報を思い出すことができなくなるもので、それがあまりにも広範囲にわたるため、酒を飲みすぎて翌日何も思い出せないというブラックアウトのような単なる物忘れとは区別されます。具体的には、自動車事故で家族全員を失い自分だけが生き残ったような場合、事故発生から数日間のことはまるで覚えていないといったケースがあります。保存されている記憶や情報を思い出す...

突然蒸発する解離性遁走(とんそう)

解離性遁走とは、苦痛を伴う感情的体験から逃れるために、家庭や職場など日常活動を行っているいつもの場所から突然抜け出して放浪し、過去の一部または全部を思い出すことができなくなるものです。自分の名前をはじめ、家族や仕事など自分の帰属を示す大切なことをきれいに忘れてしまいます。このとき、新しい同一性を装うこともあります。例えば、東京で会社勤めをしていた人が、会社でのトラブルから突然失踪し、気がついたとき...

もっとも重い解離性同一性障害

二重人格という言葉の代名詞にもなっているスティーヴンソンの『ジギルとハイド』をはじめ、多重人格障害とよばれる解離性同一性障害は、センセーショナルな話題に事欠きません。日本ではまれなケースで、これまで報告された症例はとても少数です。しかし、診断基準が確立したこともあり、今後は増えると考えられています。はっきりと区別される二つ以上の独立した人格が、それぞれ別個の記憶、感情、行動様式をもって、一人の人間...

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