突然蒸発する解離性遁走(とんそう)

突然蒸発する解離性遁走(とんそう)

突然蒸発する解離性遁走(とんそう)

突然蒸発する解離性遁走(とんそう)

 

 

解離性遁走とは、苦痛を伴う感情的体験から逃れるために、家庭や職場など日常活動を行っているいつもの場所から突然抜け出して放浪し、過去の一部または全部を思い出すことができなくなるものです。

 

自分の名前をはじめ、家族や仕事など自分の帰属を示す大切なことをきれいに忘れてしまいます。このとき、新しい同一性を装うこともあります。

 

 

例えば、東京で会社勤めをしていた人が、会社でのトラブルから突然失踪し、気がついたときには別名で福岡のパチンコ店で住み込みで働いていたというような事例があります。

 

本人は自分の過去はもちろん名前も思い出せないのですが、日常生活上は何の不自由もなく暮らすことができます。

 


 

 

遁走の旅は、数時間から数日という比較的短期間から、数か月にわたるものまでさまざまです。

 

遁走中は、一般に精神病理をもつようにはみえず、他人の注意をひくこともありません。

 

過去の生活については記憶を失いますが、他人とのかかわりは正常に保つことができます。

 

 

解離性遁走は、重度の心理的・社会的ストレス、夫婦げんか、対人拒絶、天災などに引き続いて起こるとされています。

 

人探し・家出

 

解離性遁走の診断と治療

 

解離性遁走は、新しい同一性を装って社会生活ができるために、問題が生じたときにはじめて医師の診察を受けるといったケースも出てきます。

 

 

自然に治癒することが多く、再発もめったにありませんが、いったん遁走前の状態に戻ると、遁走中に起こった出来事についての記憶がなくなることもあります。

 

 

薬物治療などは解離性健忘に準じますが、支持的な精神療法が有効な場合もあります。

 


 

 

 

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