老年期の心の病気

老年期の心の病気

目次

  • 老年期の心の病気
  • 老年期の精神疾患の特徴
  • 老年期に現れやすい心の病気
  • 老年期の精神疾患の症状と診断
  • 老年期の精神疾患の治療とメンタルケア

 

老年期の精神疾患の主なものとして、認知症やうつ病があげられます。周囲の人には、本人の人格を十分に尊重したうえでのケアが求められます。

 

老年期には、特徴的な心の変化がみられます。高齢者を対象とする医療は、心身両面にわたる機能の低下を考慮することが大切です。

 

 

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老年期の心の病気

(※画像はイメージです。)老年精神医学の必要性ライフサイクルからいえば、老年期は、だいたい65歳以降の人生を指します。日本は世界一の長寿国となり、さらに高齢化が進めば、老年期のスタート年齢はもっと引き上げて考えられるようになるかもしれません。老年期は人生最後のライフステージであり、成熟・達成の時期です。同時に、心身両面が老化する時期であることも否定できない事実です。もちろん個人差はみられますが、か...

老年期の精神疾患の特徴

老年期には、さまざまな精神疾患が起こりやすくなります。老年期に現れやすい精神疾患は、器質性のものと機能性のものに大別できます。器質性のものは、脳に障害があって精神症状を招いているケースです。代表的な病態は、認知症とせん妄で、どちらも加齢と深い関係にあります。機能性のものは、いわゆる内因性・心因性の精神疾患で、具体的にはうつ病などの気分障害、従来は神経症とよばれていた不安障害や身体表現性障害、統合失...

老年期に現れやすい心の病気

高齢者には、心身の機能の低下に伴って、認知症やうつ病をはじめとするいくつかの特徴的な病気が起こりやすいものです。器質性精神疾患認知症老年期において、最も大きな問題となるのが認知症といえます。アルツハイマー病、脳血管障害、ピック病などによるさまざまなパターンの認知症がみられますが、どれも知的機能の低下をきたす点で共通しています。現時点で、認知症自体に効果的な薬はありません。せん妄せん妄というのは、外...

老年期の精神疾患の症状と診断

老年期だけに特徴的な精神症状というものはありませんが、高齢者に比較的多くみられる症状としては、意識障害、見当識障害、知能や記憶の障害などがあげられます。幻覚や妄想、抑うつ、不安、心気症状のほか、睡眠障害、人格障害、問題行動などが現れることもあります。見当識障害というのは、時間や場所、人間関係などの認識があいまいになるケースを指しています。また、高齢者の行為が周囲の人にとって迷惑となる場合や、さまざ...

老年期の精神疾患の治療とメンタルケア

老年期の精神疾患の治療検査を行って診断がついたら、治療方針が立てられます。老年期の精神疾患の治療の主体は薬物療法です。関連:老年期の精神疾患の症状と診断脳循環・代謝改善薬は、脳内のエネルギー代謝や神経伝達機能を改善する作用がある薬で、主に器質性精神疾患に対して投与されます。抗精神病薬、抗不安薬、抗うつ薬、抗躁薬、催眠薬などに分類される向精神薬は、機能性精神疾患、あるいは器質性精神疾患に伴う精神症状...

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