空の巣症候群

目次

  • 空の巣症候群とは
  • 空の巣症候群と家族の関係
  • 空の巣症候群は更年期障害と間違えられやすい
  • 人生の目標を再構築することが大切
  • 空の巣症候群の治療は薬物療法と精神療法
  • 空の巣症候群の克服・体験談

 

愛する子どもたちが巣立って、母親としての仕事を終えた女性は、とかく喪失感と孤独感に陥りやすいものです。

 

中年期は子どもの独立や、親との死別など、別れの体験が多くなります。生真面目で献身的な人ほど喪失後の落ち込みが深くなります。

 

 

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空の巣症候群とは

子どもが独り立ちを始め、手がかからなくなってくると、それまで出産・子育て、夫の世話などで夢中で過ごしてきた女性に、ふと人生の寂しさが訪れます。改めて自分の人生を振り返ってみると、すでに若くはなく、夫には仕事があるのに自分には社会と通じているものが何もないことに気づきます。夫にも心理的距離を感じて、もはや家庭でも自分は必要不可欠な存在ではなくなったという思いから、空虚感や寂しさなどにおそわれます。生...

空の巣症候群と家族の関係

空の巣症候群と子どもとの関係子どもはいずれ親から独立し、離れていくものですが、母親にとって子どもが自分を必要としなくなったと認めることは複雑な心理状態です。一人の母親が産み育てる子どもの数は昔と比べるとずっと少なくなってきていますが、逆に一人の子どもにより濃密な愛情をかけ、一緒に過ごす時間も長くなっています。手塩にかけた子どもが離れていく寂しさは、どの時代の親にもまして強いものがあります。子どもが...

空の巣症候群は更年期障害と間違えられやすい

空の巣症候群では、一日中ただぽんやりとして、家族の一人が帰宅するまで明かりもつけずに座っていたりします。炊事や洗濯といった何か具体的なことをするわけでもなく、服装にもかまわなくなります。また、テレビドラマを見て感情的になって涙を流すかと思うと、すぐに興味がほかに移り、集中力や気分が長続きしません。ささいなことにもイライラして腹を立てるなど、感情の不安定が目につきます。このほか精神面では、わけもなく...

人生の目標を再構築することが大切

子どもが就学して子育てが一段落し、余裕ができた時間をどうしようかと考えたとき、主婦に最初の心理的な葛藤が訪れるといわれます。何か新しいことをするなら、今が最後のチャンスかもしれないという思いにとらわれるからです。このとき自分を思いきって変えたり、勤めに出たり、物事を発展的に解決できるタイプは心配ありません。空の巣症候群になりやすい人は、家族の世話をすることが自分の生活のすべてと考え、自分のために時...

空の巣症候群の治療は薬物療法と精神療法

空の巣症候群の治療は、通常のうつ病と同様に、主に薬物療法と精神療法(生活指導)を用います。空の巣症候群の薬物治療うつ状態にあると、どうしても悲観的な方向に考えてしまいがちです。沈んだ気分を回復する薬が抗うつ薬です。抗うつ薬は種類も多く、それぞれに特徴があるので、薬の種類は症状によって、薬の量は入院か外来通院かといったことや、症状の重症度、患者の全身状態などを考慮して決められます。また、抗うつ薬には...

空の巣症候群の克服・体験談

私はは55歳の主婦で、3年前に閉経しました。閉経して以来、ホルモン補充療法を受けていて、体調にも問題もなく、心配事などもありませんでした。ところが、一人娘の縁談が決まり、とんとん拍子に結婚式も終わると、寂しく悲しい気分に悩まされ、熟睡できなくなりました。生き生きと新婚生活を送っているわが子の笑顔に接すると、何とか立ち直ろうとする一方で、最愛の娘に裏切られたような思いに悩まされるのです。夫は昇進して...

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