空の巣症候群は更年期障害と間違えられやすい

空の巣症候群は更年期障害と間違えられやすい

 

 

空の巣症候群では、一日中ただぽんやりとして、家族の一人が帰宅するまで明かりもつけずに座っていたりします。

 

炊事や洗濯といった何か具体的なことをするわけでもなく、服装にもかまわなくなります。

 

 

また、テレビドラマを見て感情的になって涙を流すかと思うと、すぐに興味がほかに移り、集中力や気分が長続きしません。

 

ささいなことにもイライラして腹を立てるなど、感情の不安定が目につきます。

 

 

このほか精神面では、わけもなく悲しくなり、倦怠感が強く、ものの考え方が悲観的になり、時に自殺を企てたりします。

 

今まで楽しめたことが楽しめず、料理や掃除などの家事がおろそかになっていきます。

 

 

夜はよく眠れないうえ、早朝に目が覚めるとその後寝つけないといった睡眠障害も現れます。

 

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身体的には、悪寒やほてり、便秘、食欲不振、疲れやすい、後頭部が重いなどの症状が現れます。

 

患者は年齢的にも更年期と重なることが多く、身体的症状はほとんど更年期障害の場合と変わりません。

 

 

このため、空の巣症候群と知らずに内科を受診すると、自律神経失調症と診断されることが多くなります。

 

 

空の巣症候群などのうつ病は、重症化するほど回復には時間を要します。

 

周囲の人が早く気づいて適切な治療を受けられるように、喪失感を伴うような出来事があったときには、家族がお互いに言動に注意して、相手の様子を観察することが必要です。

 

 

 

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