人生の目標を再構築することが大切

人生の目標を再構築することが大切

 

 

子どもが就学して子育てが一段落し、余裕ができた時間をどうしようかと考えたとき、主婦に最初の心理的な葛藤が訪れるといわれます。

 

何か新しいことをするなら、今が最後のチャンスかもしれないという思いにとらわれるからです。

 

 

このとき自分を思いきって変えたり、勤めに出たり、物事を発展的に解決できるタイプは心配ありません。

 

空の巣症候群になりやすい人は、家族の世話をすることが自分の生活のすべてと考え、自分のために時間やお金を投資することを罪悪視するタイプです。

 

 

健康なときの性格は、几帳面で、秩序を重んじ、課せられた仕事を完壁にこなすのが自分の責任だと信じ、自分をあまり主張しないで、ついほかの人に一歩譲ってしまうことが多いといわれます。

 

また、一生つきあえる同世代の友人がいないうえ、きまじめで趣味なども楽しめず、気分転換が下手で、積極的に社会とかかわることがなく、人生のモデルとなるような年上の人物が身近にいません。

 

 

こうした性格はメランコリー型(メランコリー親和型)とよばれ、自分は他者のための存在という考え方で行動する点に特徴があります。

 

初老期、老年期とますます喪失感が強くなっていき、メランコリー型の人は、心の鍛練が必要です。

 

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また、空の巣症候群になった女性をみると、夫は仕事本位で家庭を妻に任せきりにしていることが少なくありません。

 

夫との関係が親密でないだけに、その分子どもに愛情を注ぎこんでしまう傾向があります。

 

 

子どもも母親中心に暮らし、それだけに、子どもが巣立ったときの母親のショックは大きいものになります。

 

愛情を注ぐ対象を失う点では、かわいがっていたペットが死んだり、いなくなったときに起こるペットロス症候群とも似ています。

 

 

夫との関係が疎遠で、子どもが独立した後にペットに死なれた場合に発症することが多いといわれます。

 

ペットの飼い方によっては自分の子どもよりも密着した関係になることもあります。

 

 

また、人生の目標を失ったように感じて発症するうつ病には、荷おろしうつ病や中年クライシスなどがあります。

 

いずれの病気も、人生の目標を再構築することが大切になってきます。

 

空の巣症候群になるような女性は、いつも自分よりも他人を優先に考えることが多いものです。

 

福祉やボランティア活動に参加するとよいでしょう。

 

 

 

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