空の巣症候群とは

空の巣症候群とは
(※画像はイメージです。)

 

 

子どもが独り立ちを始め、手がかからなくなってくると、それまで出産・子育て、夫の世話などで夢中で過ごしてきた女性に、ふと人生の寂しさが訪れます。

 

改めて自分の人生を振り返ってみると、すでに若くはなく、夫には仕事があるのに自分には社会と通じているものが何もないことに気づきます。

 

 

夫にも心理的距離を感じて、もはや家庭でも自分は必要不可欠な存在ではなくなったという思いから、空虚感や寂しさなどにおそわれます。

 

生きがいが感じられなくなり、何をしても充実感が得られなくなってしまうのが、空の巣症候群という心の病です。

 

 

空の巣症候群は、1960年代にアメリカの女性社会心理学者によって命名されたものです。

 

成人した子どもをもつうつ病の女性の社会的、文化的背景を調査していたところ、親の役割を終えた母親と巣立つ子どもとの精神的な葛藤が発症の一因になっていることに気づきました。

 

 

子どもが独立すると、それまで献身的な愛情を注いで築いてきた家庭が空っぽになってしまったような気がするというところから、空の巣症候群と名づけられたのです。

 

 

 

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