心気症とは?からだのちょっとした変調を気にして、不安を抱くケース

心気症とは?からだのちょっとした変調を気にして、不安を抱くケース

心気症とは

心気症とは

 

 

心気症は、からだのちょっとした変調を気にして、そのことばかりを考えるようになり、何か重大な病気ではないかと極度におそれたり、不安を抱くようになるケースをいいます。

 

気になるからだの変調とは、頭痛、肩こり、目の疲れ、疲労感、下痢、便秘、動悸、不眠、発汗、軽い痛み、だるさ、注意力の散漫など、実にさまざまです。

 

 

このような症状は、誰でも日常的に経験しているものですが、それを何か重い病気の証拠であると勝手に思い込んでしまい、病医院での診察や検査で異常がないことが確認されても、不安がぬぐいきれず、家族や周囲の人に執拗に言い続けます。

 

 

人は誰でも多かれ少なかれ、自分のからだや健康について注意や関心を払っているものです。

 

自分のからだの状態を気づかうことは、健康を維持・管理していくために必要ですから、ある意味で自然な心の働きともいえます。しかし、心気症ではそれが極端になるのです。

 


 

 

ちょっとした体調の変化が現れても、たいていは一過性のもので、少し休養をとって回復すれば通常は気にならなくなります。

 

仕事や、日常生活のなかで起こった出来事などに意識が向かえば、いつの間にか忘れていることも多いものです。

 

デメカル

 

心気症の場合は、からだや健康への過剰なこだわりが慢性的に続きます。

 

からだの不調にのみ意識が集中するため、他人にとってはとるに足りないような症状でも、病気がだんだんひどくなっていると感じたり、臨床的に異常がないといわれても納得せず、病医院を転々としたり、医師を頻繁に代えるドクターショッピングを繰り返すようになります。

 

 

心気症は、いわゆる神経症の一種と考えられていて、心気神経症とよばれることがあります。

 

また、「重い病気にかかっているのではないか」「もし病気になったらどうしよう」といった、病気に対する過剰なおそれを抱くところから、疾病恐怖ともいわれます。

 

 

アメリカ精神医学会による診断基準「精神障害の診断と統計マニュアル」第4版(DSM-Ⅳ)では、身体表現性障害というカテゴリーに含まれています。

 

 


 

 

 

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