優劣にこだわる性格が無気力に影響

優劣にこだわる性格が無気力に影響

優劣にこだわる性格が無気力に影響

 

 

授業に出席しない、仕事をしない、何もやる気が出ないといった、甘え(怠惰)にしか思われない行動とは裏腹に、無気力症候群の人はもともとまじめで几帳面で、成績も優秀であることが多いものです。

 

ところが学業上の、あるいは仕事上の優劣に対する過敏さや強迫的傾向などによって、急速に本業への意欲を失っていきます。

 

 

アパシー(無気力)に陥った人の生活歴をさかのぼってみると、まじめさや几帳面さをもつと同時に、完全主義的で融通性がなく、失敗や敗北、批判などに対して過剰なくらい敏感であるなどの傾向がみられるといわれます。

 

 

また、自己愛傾向が強く、対人関係において傷つきやすいといった性格もあるようです。

 

友人が少なく、小さいころから人とぶつかり合うことを極端に避けてきた回避的な対人関係も認められます。

 

中学・高校の学生時代には成績優秀で部活動にも熱心だったのに、リーダーシップがとれないという印象をもたれているケースも少なくありません。

 

 

アパシーに陥る根底には、こうした特質が深くかかわっていると考えられます。

 

優劣や人の評価にこだわるあまり、例えばたった一度の失敗をきっかけに、「かかわらない」「参加しない」「無関心になる」という形で、学業や仕事などのステージから降りてしまうのです。

 

 

無気力症候群は、自信がもてないことや、失敗や屈辱が予期される状況に対する一種の自己防衛という見方もできるでしょう。

 

 

 

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