心の病とライフサイクル

目次

  • 心の病気とライフサイクル
  • 心を病むということ
  • ライフサイクルの各段階に発症しやすい心の病気
  • 「人生の節目」とライフサイクル論の意義
  • 離婚や近親者との死別、退職などの対象喪失による心の変化
  • 家族の発達と青年期の親離れ
  • 心身の健康に影響する脳内物質の分泌とライフサイクル

 

人間の一生は、年代によっていくつかの段階に分けられます。そしてそれぞれの時期に起こりやすい心の病気があります。

 

ライフサイクル論は、人間の心は生涯にわたって、成長し続けるという考え方に基づいています。

 

高齢社会を生きるうえで大きな指針となるはずです。

 

 

心の病とライフサイクル:関連カテゴリー

老年期の心の病気

心の病とライフサイクル記事一覧

心の病気とライフサイクル

心身の発達とライフサイクル遭遇した問題を解決し、乗り越えていこうとする心の機能は、生まれつき備わっているものではありません。からだの成長と同様に、心もまた成長していくものです。誕生から死に至るまで、年齢に応じて、家族や友人、社会などとのかかわりやさまざまな出来事を通して、問題への対処の仕方や心のバランスのとり方を学習し、マスターしていくのです。人間の一生の節目節目に訪れる出来事によって、心がどのよ...

心を病むということ

心はからだと違って、健康かどうかを検査の数値や画像検査で推察することはできません。健康な心とはどのような状態か、病んだ心とは何かという問いに対して、はっきりとした答えを出すのは非常に難しいことです。私たちの心の状態は、常に一定に保たれているわけではありません。1日のなかでも、楽しいと感じるときがあれば、不快なときもあります。健康な心というのは、不安や悲しみ、怒りや欲求不満といった感情をもたないので...

ライフサイクルの各段階に発症しやすい心の病気

ライフサイクルの各段階での心の成長と発症しやすい心の病には、次のようなものがあります。乳児期(0~3歳まで)乳児期には、人間はまだ単独で生存することができません。そこで、養育者、特に母親との関係が重要となります。乳児は、母親に対してさまざまな信号を送り、母親はその信号をキャッチしながら育児を行います。例えば、赤ちゃんは空腹になれば泣き声をあげ、母親が授乳することによって、その欲求を満たします。また...

「人生の節目」とライフサイクル論の意義

ライフサイクル論の意義心を病む、あるいは心の病気というと、非常に特殊なことというイメージを抱きがちです。しかし、ライフサイクルという視点から人の一生を見つめ直してみると、思春期の劣等感や孤独、青年期の「自分はいったい何なのか」といった漠然とした疑問や不安など、それぞれの時期に「なるほど」とか「そういえば」という心の動きや気持ちの変化があったことに、誰もが思いあたるはずです。心の病気は、心の成長過程...

離婚や近親者との死別、退職などの対象喪失による心の変化

入学、卒業、就職、結婚や出産、離婚、退職など、非常に大きなライフイベントに遭遇するたび、心の状態はさまざまに変化します。ライフイベントのなかで、特に重大な精神的ストレスとなるのが、離婚や近親者との死別、退職などの「対象喪失」です。対象喪失は、愛情や依存の対象を失う体験のことで、特に配偶者や恋人の死は、最も大きなアルコール依存症を生みだすものとして位置づけられています。対象喪失に伴う心の変化の過程は...

家族の発達と青年期の親離れ

家族の発達第1段階「新婚期」(結婚をしてから第1子の誕生まで)双方の家族からの独立、家族内のルールの確立など第2段階「出産・育児期」3者の関係への適応、養育機能の充実など第3段階「子どもが学童の時期」子どもの社会化の支援、親子関係の変化への適応など第4段階「子どもが10代の時期」自立・責任・制御の変化、子どもの自立への支援など第5段階「子どもが巣立つ時期」巣立った後の変化への適応など第6段階「加齢...

心身の健康に影響する脳内物質の分泌とライフサイクル

ライフサイクルのそれぞれの段階に起きるライフイベントは、脳内物質の分泌に密接にかかわっており、心身の状態や病気の発症に大きな影響を及ぼします。脳内物質というのは、脳内で分泌されるノルアドレナリン、セロトニン、β-エンドルフィンといった化学物質のことです。関連セロトニンサプリ「やる気」を出す脳内物質と脳内ホルモン 【ドーパミン、セロトニン、アドレナリン、ノルアドレナリン、オピオイド】例えば、ノルアド...

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