心の病気とライフサイクル

心の病気とライフサイクル
(※画像はイメージです。)

 

 

心身の発達とライフサイクル

 

遭遇した問題を解決し、乗り越えていこうとする心の機能は、生まれつき備わっているものではありません。

 

からだの成長と同様に、心もまた成長していくものです。

 

 

誕生から死に至るまで、年齢に応じて、家族や友人、社会などとのかかわりやさまざまな出来事を通して、問題への対処の仕方や心のバランスのとり方を学習し、マスターしていくのです。

 

 

人間の一生の節目節目に訪れる出来事によって、心がどのような成長や変化を遂げ、また心にどのような問題や病理が生じるのかをとらえようとするのが、ライフサイクルの考え方です。

 

人間の一生は、乳児期、幼児期、児童期、思春期、青年期、成人期、中年期、老年期の8段階に分けて考えられます。

 

 

そして、それぞれの段階ごとに解決しなければならない発達課題があります。

 

課題に直面し、解決することを通して、心は成長していくのです。

 

 

ただし、解決に失敗したり、無理な解決の仕方でひずみを抱えたり、課題から逃げてしまったりすると、その段階で成長が足踏みし、心が未成熟のままになってしまうことがあります。

 

しかし、からだの成長や、周囲の環境の変化は待ってはくれません。そして時がたてば、そこには次なる発達課題が待ちうけているのです。

 

 

発達課題を乗り越えることは大きな成長につながる半面、それを乗り越えられなかった場合は、自分自身にマイナスとして加算されていく結果になります。

 

ライフサイクルにおける発達課題は、心の成長の原動力であると同時に、心の病を引き起こす危機の性質も帯びているのです。

 

 

 

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