想像上の愛(エロトマニー)と身分の高い相手を選ぶクレランボー症候群

想像上の愛(エロトマニー)と身分の高い相手を選ぶクレランボー症候群

想像上の愛(エロトマニー)と身分の高い相手を選ぶクレランボー症候群

想像上の愛(エロトマニー)と身分の高い相手を選ぶクレランボー症候群

 

 

恋愛には、思い込みも、見栄やうぬぼれも必要でしょう。ある面で正気の沙汰でいられなくなったり、互いを傷つけあったりする面もあります。

 

ときに常軌を逸した行動に出るのもまた自然なことといえるかもしれませんが、一般に病的な症状を持つものとしては次のようなものがあります。

 

想像上の愛、エロトマニー

 

自分から愛するのでなく、異性から愛されているという妄想を主兆候とする心の病気がエロトマニーです。

 

フランス精神医学で古くから扱われてきたテーマで、19世紀のとらえ方によれば、いわゆる色情症とは異なり、むしろプラトニックです。

 

あくまで想像上のもので、本質的に純粋な愛の狂気といえます。

 

 

この患者の特徴として、臆病な人、聖職者など職業的に独身である人に多いことも指摘されています。

 

対象となるのは、男性の場合は偉大な女性、アイドルや有名人などで、女性では政治家、聖職者、作家、医師などが多いといわれています。

 


 

身分の高い相手を選ぶクレランボー症候群

 

恋愛妄想という病名は、1920年代にフランスの精神科医クレランボーが名づけたもので、クレランボー症候群ともよばれます。

 

 

それまで恋愛に関する妄想は、パラノイア(妄想症)の一種として扱われていましたが、クレランボーは、パラノイアのなかにも、熱情性が強い妄想である熱情妄想の病像を明らかにしました。

 

クレランボーが示した恋愛妄想の特徴は、妄想を抱く対象が自分より身分が高い相手であり、しかも相手から恋を仕かけてきたという高慢な確信を患者がもっている点にありました。

 

 

恋愛妄想の患者は、相手の家のまわりをうろついたり、ときにはいきなり結婚の申し込みさえすることがあるといわれます。

 

現実には九分九厘拒否されるわけですが、拒絶されると、一時的には傷ついても、相手は自分の高慢さをくじいてから求愛しようとしているのだと自分に都合よく解釈し、飽くことなく行為を続けるというものです。

 


 

 

 

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