受験生は徹夜で勉強しないほうがいい?睡眠と記憶力の関係

受験生は徹夜で勉強しないほうがいい?睡眠と記憶力の関係

受験生は徹夜で勉強しないほうがいい?睡眠と記憶力の関係

受験生は徹夜で勉強しないほうがいい?睡眠と記憶力の関係

 

 

受験生が試験でよい成績をとりたいなら、徹夜で勉強しないほうがいい?

 

 

試験前などは、徹夜で勉強する受験生も少なくおりません。繰り返し学習することは、記憶の定着にとって非常に重要ですが、はたしてこのような学習(過剰学習)は、本当に効率的なのでしょうか。

 

学習後、睡眠をとった場合と、眠らないでそのまま起きていた場合で、記憶にどのくらいの差が出るかを調べた研究があります。

 

 

睡眠をとると、最初の2時間で覚えたことの半分近くは忘れますが、その後はほとんど忘れることはありません。

 

一方、起きているときは2時間後には7割、8時間後には9割も忘れているのです。

 

 

これは、起きていると外界からの情報が入ってきやすいので、いったんインプットした情報が干渉され、記憶の再生が阻害されるためと考えられています。集中力も、長時間持続させることは不可能です。

 

試験前の受験生が、夜も眠らず、がむしゃらに勉強をしても、思ったほどの効果は期待できないようです。試験でよい成績をとりたいなら、徹夜は避けて、ぐっすり睡眠をとったほうが得策といえます。

 

 

良質な睡眠をとることができなくなったりするなど、精神的にも健康的な状態を保つことができなくなりストレスを抱えることにつながります。

 

ストレスは記憶力に悪影響を及ぼします。

 

 

ストレスが記憶力に悪影響を及ぼす

 

強いストレスを受けると、副腎皮質からはグルココルチコイドというホルモンが分泌されます。このような状態が長期間続くと、脳の神経細胞「ニューロン」には致命的なダメージが及ぼされるといわれています。

 

特に海馬への影響が強いようです。重症のうつ病患者や、戦闘ストレス症候群のベトナム帰還兵の海馬は、病気や戦闘の期間が長いはど体積が小さくなっているという報告もあるほどです。

 

幼児期に虐待を受け、成人になって精神障害を引き起こしていた人にも、海馬の縮小が確認されたそうです。

 

老化に伴う記憶力の減退も、その人が生涯に味わったストレスと分泌されたグルココルチコイドの量と関係があるという説もあります。

 

ストレスの多かった人ほど、加齢に伴う記憶力の低下も大きいと解釈できるわけです。記憶の面からも、強いストレスは大敵といえるでしよう。

 

 

記憶の一時預かり所、海馬

 

海馬は左の図の黄緑色の部分にあります。脳の中心部に、横たわるように存在し、その形が、タツノオトシゴ(Sea horse)に似ているところから、この名前がつけられました。古代エジプトの太陽神アンモンの角にも似ているため、「アンモン角」の別名もあります。実際の海馬は、真珠色をしています。

 

記憶の仕組みを解明する鍵を握っている場所ですが、記憶の永続的な保管場所ではありません。記憶を一時的に預かった後、それを脳の別の場所に運ぶ働きをしていることがわかっています。

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