パニック障害の治療 薬物療法と心理療法で治療

パニック障害の治療 薬物療法と心理療法で治療

 

 

パニック障害の治療は、薬物療法と心理療法が中心になります。薬がうまく合えば、パニック発作も広場恐怖も劇的に改善しますし、パニック発作の予防も可能です。

 

また患者のおかれた環境との調整も必要であり、家族のための家族療法、集団精神療法なども行われます。

 

パニック障害の薬物療法

 

パニック発作に対しては抗うつ薬、抗不安薬などが用いられます。

 

抗うつ薬はパニック発作の治療に有効です。予期不安に直接効くものではありませんが、発作が消失していくにつれ予期不安も軽快していきます。

 

 

三環系抗うつ薬もよく使われます。

 

治療開始時に過剰な興奮が出る可能性がありますが、それもやがて治まります。

 

 

一般的な目安として、うつ病患者が6~8週間で薬に反応するのに対し、パニック障害患者では8~12週間かかるといわれています。

 

医師は薬の効き目と副作用をみながら、用量を増やしたりほかの薬に替えたりしていきます。

 

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パニック障害の心理療法

 

パニック障害の治療が成功しても、患者の30~90%は薬物を中断すると再発するという報告があります。

 

そのため薬物療法と認知・行動療法、患者の潜在意識にアプローチする精神分析療法などを併用して治療にあたります。

 

行動療法

 

日常的な行動も病的な行動も、人間の行動は学習によって後天的につくられます。

 

行動の問題点を修正して快方に向かわせる治療法が行動療法です。

 

 

例えば乗り物に乗れない場合には、第1段階として行動する際に不安の強いものから順番に書きださせ、第2段階では、自律訓練法をマスターさせたうえで最も不安の少ない状況、例えば単に家の外に出るなどを連想させます。

 

 

第3段階は第2段階で不安症状が出ないようなら、実際に近所を歩くという段階に進み、最終的に不安の核である乗り物に乗っても不安が出ないようにしていくものです。

 

認知療法

 

自分が自分自身をどう感じるか、他人が自分をどうみているかといった認知についてゆがみがあるために、二次的に不適応行動が起こるという考え方を基本にした治療法です。

 

ゆがんだ考え方や認知方法を修正することに焦点をあて、比較的短期間に行われます。

 

精神分析療法

 

行動療法や薬物療法を行った後にも不安が続く場合や、症状がいったん改善した後に新しい不安症状が出てきた場合などに有効とされています。

 

 

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パニック障害の家族の対応

 

パニック発作は、処方された薬物を正しく服用すればまもなく消失しますので、それほど心配はありません。

 

むしろ、家族など周囲の人が「気の持ちようでなんとでもなる」とか「意気地がない」「だらしない」などと、励ましたり、責めたりすることのほうが問題です。

 

 

治療がスムーズに運び、短期間で回復する場合もありますが、患者が抱えている不安は容易に消えるものではありません。

 

家族からの励ましがプレッシャーとなり、過度に身体のことを心配する心気症になることもあれば、不安をまぎらわそうとしてアルコールに手を出し、アルコール依存症になることもあります。

 

 

本人はもちろん周囲の人も、まず病気であることを認め、病気の性質を知りましょう。

 

 

 

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