パニック障害の診断と間違われやすい病気

パニック障害の診断と間違われやすい病気

 

 

さまざまな身体症状があるので、まず身体疾患の有無を調べます。

 

パニック発作が心臓、甲状腺や副甲状腺、副腎などの疾患、または薬物中毒などと関連していないかを診断していきます。

 

 

また、パニック発作と類似の精神症状を示すものとして、うつ病や統合失調症、詐病、虚偽性障害、心気症離人症性障害社会恐怖や特定の恐怖症、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などがあります。

 

こうした病気との鑑別も必要です。

 

 

パニック障害は診断名が新しくなり、研究者の注目を集めたことで、治療法、対処法とも著しく進歩しました。

 

病気の要因として、性格的なものは関連が少ないこと、潜在的な患者が多いこともわかってきています。

 

 

しかし、病気そのものがよく知られていないために、確定診断が遅れることがあります。

 

できるだけ早いうちに受診することが望まれます。

 

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パニック障害と間違われやすい病気

 

パニック障害は、病気としての概念が公にされたのは1980年です。

 

一般の人に浸透していないだけでなく、医療関係者にも必ずしも広く知られていません。

 

 

そのため誤診も起こりやすいのが現状です。

 

パニック発作に接すると、周囲の人も驚き、たいていは救急外来を受診することになりますが、病院に到着して診察が終わるころにはすでに発作が鎮静しているのが普通です。

 

 

症状の出ている心臓や呼吸器系などの検査をしますが、結果には異常が出ません。

 

うつ病と合併しやすいため(50~65%)、うつ病と診断されることもあります。

 

 

身体病では自律神経失調症、心臓神経症、過換気症候群、狭心症、心室性頻脈、過敏性腸症候群、メニエール病などと診断されることも少なくないようです。

 

 

確定診断がつくまで時間がかかることも多いので、患者も事前に調べて知識を得ることも大切です。

 

 

 

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