人格障害(パーソナリティ障害)の症状

人格障害(パーソナリティ障害)の症状と分類

人格障害(パーソナリティ障害)の症状と分類

 

 

A群人格障害/奇妙で風変わりであることを特徴とするグループ

 

妄想性人格障害

 

他人の動機を悪意のあるものと解釈するような、広範な不信と疑い深さが成人期早期に始まるもので、嫉妬妄想もこれに含まれます。

 

遺伝学的にみると、統合失調症や妄想性障害に近い背景をもつことが多い半面、ただ思い込みが強く、頑固な場合もあります。

 

統合失調症質人格障害

 

社会的関係からの遊離、対人関係上での感情表現の限定などを特徴とする人格障害(パーソナリティ障害)で、成人期早期に始まります。

 

何をしても喜びや感動に乏しく、称賛にも批判にも関心がありません。

 

また、他人との交流を嫌い、家族に対しても親密な関係をもとうとしません。

 

統合失調症型人格障害

 

親密な態度から急に不快さを示したり、親密さを保てなくなるといった対人関係を示します。

 

テレパシー、第六感などの魔術的思考をもったり、奇異な行動をとることが特徴です。認知障害との関連が指摘されています。

 

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B群人格障害/演劇的で感情的であることを特徴とするグループ

 

反社会性人格障害

 

他人の権利を無視したり侵害する人格障害で、15歳ころから起こります。

 

良心の呵責が欠如しており、攻撃的行動や暴力、薬物常用など無責任で反社会的な行動を繰り返したり、仕事が安定して続けられないなど、人格障害(パーソナリティ障害)のなかで最も問題の多いタイプです。

 

境界性人格障害

 

思春期に始まり、対人関係や自己像、感情における不安定さ、および著しい衝動性を特徴とします。

 

攻撃性や衝動性については脳内の神経伝達物質であるセロトニンの機能障害が、また感情の不安定さにはノルアドレナリンの過敏性が関与していると指摘されています。

 

演技性人格障害

 

過度な情緒性と人の注意を引こうとする点が特徴で、芝居がかった態度や誇張した情緒表現を示したり、自分に関心をもってもらうために、衣服や身づくろいに過剰なエネルギーを費やし、異常なまでに外見にこだわります。

 

演技性人格障害の発症には、遺伝的要因がかかわっているという報告もあります。

 

自己愛性人格障害

 

空想または行動における誇大性、称賛されたいという欲求、共感の欠如を特徴とした人格障害(パーソナリティ障害)です。

 

自分が特別であり、ほかの特別な、あるいは高い地位の人たちにしか理解されないと信じていたり、自分の目的を達成するためなら平気で他人を利用します。

 

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C群人格障害/不安と恐怖を特徴とするグループ

 

回避性人格障害

 

社会的制止、不適切感、および否定的評価に対する過敏性が特徴で、批判や否認、あるいは恥をかかされたり、ぱかにされることをおそれるため、重要な対人接触のある職業活動を避けたり、何か新しい活動をすることを極端に回避します。

 

依存性人格障害

 

世話をされたいという過剰な欲求があり、他人に従属的でしがみつくような行動をとります。

 

自分が世話をされずに放っておかれるという恐怖にとらわれていて、一人になると不安や無力感を感じます。

 

強迫性人格障害

 

秩序や、精神面および対人関係の統制にとらわれ、完全主義で、柔軟性や開放性、効率性が犠牲にされることを特徴とする人格障害(パーソナリティ障害)です。

 

道徳、倫理、または価値観についての事がらに過度に忠実で融通がきかず、厳しい道徳的なしつけの影響があると考えられています。

 

人格障害(パーソナリティ障害)はいくつかの種類に分けられます。

 

物事に無感動、無関心になったり、他人との接触を拒否するといった点が特徴的なタイプもあります。

 

 

 

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