タンパク質不足は老化(肌の衰え)を早める

2020年6月28日

タンパク質不足は老化を早める
年をとると、肌にシワがよりますが、原因の一つは皮膚をつくっているタンパク質のコラーゲンの代謝が低下するためです。
骨や軟骨、腱などが弾力性を失うのも同じ理由からで、タンパク質の不足は骨折や関節炎などが起こりやすくなります。

特に、中高年からのタンパク質の不足は筋肉を弱め、血管をもろくし、骨粗鬆症を起こす要因ともいわれます。

ホルモン分泌や免疫力も低下し、老化を早める原因となります。

高齢者の場合、食欲や消化能力の減退によってタンパク質不足になりがちです。

老化を防ぐためにも、高齢者は肉、魚、卵など消化のよい動物性タンパク質を含め、必要量のタンパク質を計画的に摂取しなければなりません。

タンパク質の不足によって肌が衰え、潤いが失われる

タンパク質の不足によって肌の潤いが失われる
コラーゲンの量は加齢によってあまり変化をしません。
これに対して、ヒアルロン酸は40代に突入するとガタ落ちします。
60代になると、その量は20代の約半分と激減します。

肌の質に関わる条件のひとつは水分量です。
若者と老人の肌質の差は、ヒアルロン酸の減少も原因のひとつです。

ヒアルロン酸はコラーゲンと違って、体内での代謝が非常に短いのが特徴です。
生成されると半日~数日で分解され、古いものが新しいものに取って代わります。

このヒアルロン酸は1日でもタンパク質の量が不十分になると合成量がぐっと減ります。
糖質なのになのに、どうしてタンパク質不足が影響するのでしょうか?と不思議に思えるかも知れませんが、答えは簡単です。

ヒアルロン酸を生成する酵素はタンパク質だからです。

実際、マウスの実験でも無タンパク質のエサを与えるとヒアルロン酸を作る酵素の量が減るという結果がでています。

ダイエットと称し、サラダばかり食べているとコラーゲンだけでなく、ヒアルロン酸も減少してしまう可能性大なのです。

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吸収を助けるタンパク質不足の影響

吸収を助けるタンパク質不足の影響タンパク質が不足すると、筋肉の収縮が悪くなったり、肌が衰えツヤが失われたりして、さまざまな影響が出ます。
からだの恒常性を維持しているホルモンや、異物からからだを防衛している免疫の働きが悪くなり、抵抗力が弱まって、感染症をはじめとした病気にかかりやすくなります。

タンパク質はカルシウムとともに骨の主要成分で、カルシウムの吸収を助ける働きもするので、タンパク質不足は骨をもろくします。
また、タンパク質には鉄分の吸収を助ける働きもあるため、タンパク質不足は鉄分の不足にもつながり、貧血を招く結果にもなりかねません。

タンパク質をつくっているアミノ酸のなかても、トリプトファンやチロシンは神経伝達物質の生成に関係しており、不足すると、ストレスヘの対応もにぶくなります。

タンパク質を摂取することは、健康を維持するうえで重要です。

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