主婦の心身症・子どもの心身症

主婦の心身症・子どもの心身症

 

 

主婦の心身症

 

身体に現れるさまざまな病気のなかで、その発症や経過に、ストレスや不安、欲求不満などの心理的要因が密接にかかわっているものを、心身症としてとらえることがあります。

 

 

心身症の側面をもつ主な疾患としては、過換気症候群、自律神経失調症、円形脱毛症、気管支ぜんそく、緊張性頭痛、片頭痛、高血圧、狭心症、慢性関節リウマチ、甲状腺機能亢進症、頻尿、月経障害、胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群などがあげられます。

 

 

自律神経失調症や月経障害、緊張性頭痛などは、主婦にしばしばみられるものです。

 

多くの場合、家庭や子育てと仕事との板ばさみ、嫁姑の確執、夫婦間の不和といったストレスが大きな要因になっています。

 

 

心身症は、どちらかといえば神経質、几帳面、完全主義で、感情表現があまり上手ではないタイプの人が陥りやすい傾向にあります。

 

 

心身症を予防するためには、日ごろからストレスを上手に発散することが大切です。

 

不平・不満は自分一人で抱え込まずに親しい友人などに聞いてもらったり、趣味やスポーツなどで気分転換を図るとよいでしょう。

 

 

また、疲れているときは無理をせず、ゆっくりと入浴をしたり、たっぷりと睡眠をとるといった方法で、心もからだも十分に休息させることが大切です。

 

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子どもの心身症

 

心身症は子どもにも起こります。

 

幼少期はからだの発達が未分化なために、全身的な反応を呈するケースが多くみられます。

 

 

また、無意識の欲求不満や不安などによって身体症状が出ることがあります。

 

 

運動・知覚障害として出ることが多く、チック様の不随意運動や部分的な麻痺などの運動障害、疼痛、見え方の異常、聴覚障害などの感覚障害、夜尿などの症状が出ます。

 

 

過換気症候群、呼吸困難、心悸亢進などの自律神経障害、不登校という形をとることもあります。

 

 

思春期以降の心身症は、成人と変わらず、多彩なからだの障害として発症しますが、思春期に特有のものとして、拒食症・過食症などがあげられます。

 

 

心身症を起こす子どもの性格は、未熟で自己中心的、虚栄心が強い、感情の起伏が激しいといった特徴があり、幼児期に溺愛されているケースが多いといわれます。

 

 

子どもの心身症の治療は、一般に薬物療法はできるだけ避け、環境調整や心理療法が中心になります。

 

家族や友人との人間関係の調整に配慮し、カウンセリング、遊戯療法、箱庭療法などの心理療法が用いられます。

 

関連小児心身症

 

 

 

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