精神療法(心理療法)の治療対象と費用

 

 

精神療法(心理療法)の治療対象

 

精神療法(心理療法)は、精神障害や不適応行動など、心理的な問題がかかわるあらゆる問題に対して用いられています。

 

例えば、うつ病などの気分障害や統合失調症パニック障害や恐怖症などの不安障害、子どもの不登校などの不適応行動、低年齢化の目立つ摂食障害や薬物乱用のほか、不眠、児童虐待、その他の情緒の問題や悪い癖など、精神的な問題とされるほとんどすべてのものが、精神療法の対象となりえます。

 

 

精神療法は、独立して行われることもあれば、薬物療法とともに用いられるケースもあります。

 

また、精神科など心の問題を扱う場では、常にさまざまな精神療法が応用されています。

 

 

患者が意識していなくても、何が悩みなのか、どうしたいと思っているのかなどを、患者からより正確に聞きだすためには、精神療法の技法を用いるのが有効とされています。

 

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精神療法(心理療法)を受けるにはどのくらいの費用がかかる?

 

多くの精神療法(心理療法)は定期的に40~50分かけてじっくり行うのがよいとされています。

 

しかし、保険診療ではこうした時間をかけた精神療法はなかなかできないのが現状で、多くの場合、患者が診療費を全額負担する自由診療の形で行われています。

 

 

相談室、カウンセリングルームなどとよばれている施設では、精神療法のみを行っています。

 

費用はやはり患者の自己負担で、1時間につき10,000円くらいかかるところが多いようです。

 

 

ただ、悩みを抱えているのに、お金がかかるのを理由に誰にも相談しないでいるのは、症状を悪化させるおそれがあり、よくありません。

 

精神的な問題を抱えているなら、まずは公的な相談機関や保険診療を行っている医療機関に行ってみましょう。

 

そのうえで必要なら費用のことも含めて、医師や家族に相談するようにしましょう。

 

 

 

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