思春期症候群

目次

  • 思春期症候群とは
  • 思春期に及ぶ幼児期の影響と親子関係
  • 思春期にみられる心理と心の揺れ
  • 思春期の度の過ぎた清潔志向
  • 思春期症候群と不登校
  • 思春期と境界性人格障害(境界性パーソナリティ障害)

 

思春期は、ライフサイクル(人生周期)のなかでも大きな節目です。心の病も起きやすいこの時期を、親子のかかわりを中心にみていきます。

 

大人へと成長していく思春期の心のバランスはとても不安定です。不安や問題をうまく解決できるように手助けしてあげましょう。

 

 

思春期症候群|身体的生理的・心理的な変化のギャップと適応記事一覧

思春期症候群とは

(※画像はイメージです。)思春期は、精神的にも身体的にも子どもから大人へ向かう不安定な移行の時期です。個人差はありますが、一般的には10歳くらいから18歳くらいまでが、その時期にあたります。この時期、男女ともに身体的な成長が急速に進んで、第二次性徴が現れ、体形が一段と大人に近づきます。女子は初経、乳房・臀部の膨らみ、陰毛・腋毛の発毛など、男子は精通、咽頭軟骨(のど仏)の発達、陰毛・腋毛の発毛、変声...

思春期に及ぶ幼児期の影響と親子関係

一般的に「難しい時期、傷つきやすい時期」といわれる思春期において、精神的な問題を抱えている子どもは、自分自身に対する信頼をなくし、自らを含め、誰も信ずることができなくなって、孤立した状況にいるといえます。このような子どもは、自分の殻に閉じこもり、援助や食事を拒否したりします。何よりも自分自身や周囲の人たちに対する信頼感をもつことが必要となりますが、立ち直らせるのは容易なことではありません。このよう...

思春期にみられる心理と心の揺れ

目次思春期にみられる心理と心の揺れ スチューデント・アパシー 摂食障害 不登校 対人恐怖思春期にみられる心理と心の揺れ思春期は、身心両面で大きな変化のなかにあるので、病気や心の揺れが現れやすい時期といえます。統合失調症、対人恐怖、摂食障害、不登校、家庭内暴力、スチューデント・アパシー、青い鳥症候群といった、多くの精神疾患や不適応状態が起こりやすい時期です。これらの症状の現れ方は一人一人違いますが、...

思春期の度の過ぎた清潔志向

今、消臭・清潔に関する商品は、実に多種多様なものが出回っています。子どもたちも、「さらさら・すべすべ・すっきり」の3Sを追い求め、消臭・清潔グッズに関しては敏感で、大人顔負けの情報通の子どもも少なくありません。1日に何度も洗髪するといったことは以前よりも減ってきましたが、その一方で、中学・高校生の制汗剤の使用が増えるなど、形を変えて清潔志向が現れています。なかには自己中心的な潔癖症から、家族の洗濯...

思春期症候群と不登校

最近の子どもたちは、よく「疲れた」といいますが、その疲れはどこからきているのでしょうか。小・中学生の疲労感と生活の関連を調べてみると、あまり「疲れていない」子どもは学校が楽しく、得意な教科があり、部活も熱心で、よく遊んでいる、という結果が出ました。学校や家庭で、意欲的で充実した生活を送っていれば、あまり疲れは感じないということでしょう。確かに私たちは、好きなことをしている(欲求が満たされている)と...

思春期と境界性人格障害(境界性パーソナリティ障害)

境界性人格障害(境界性パーソナリティ障害)は、人格障害のなかで、うつ病や不安障害などの精神疾患を伴ったり、自殺の危険や重い解離性障害がみられる複雑な病態をいいます。境界性人格障害(境界性パーソナリティ障害)が思春期の子どもたちの間に増加しており、社会問題となってきています。思春期は、仲間や友人とのかかわりを通して他者の人格と自分を比較し、矛盾や不安のなかで苦しみながら、自己を確立する時期です。それ...

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