しかられる子どものストレスと第一次反抗期

しかられる子どものストレスと第一次反抗期

しかられる子どものストレスと第一次反抗期

しかられる子どものストレスと第一次反抗期

 

 

しかられることと子どものストレス

 

子どものしかり方は難しいものです。

 

親の叱責が大きなストレスになり、情緒的な発達が阻害されて無表情になったり、何とか親にしかられないようにと親の顔色ばかりをうかがうようになったりします。

 

かといって、子どもをしからないで育てることは難しく、よいことでもありません。

 

 

要は、子どもが納得できないようなしかり方を何度も続けないことです。

 

たとえば、幼児ができもしないのに自分で食事をして、ボロボロこぼしてじゅうたんを汚したとします。

 

見かねて手を出すと、芽生え始めた自意識がそれを全身で拒否、泣きわめき始めます。これがいわゆる第一次反抗期です。

 


 

 

自分の思いどおりにならなくなった子どもを前に、親は思わずカッとなって大声でどなったり、時にはほおを叩くくらいのこともしてしまいます。

 

これは、子どもにとっては正当な主張が強圧的に押しつぶされたことになり、ストレスになってしまうのです。

 

 

本来なら、そのような「自立」のための行動は多少歯がゆくても大目に見守り、「わがまま」を助長するような行動は否定するという態度が理想なのですが、子育ての現実のなかでは理想どおりにはいきません。

 

せめて、思わずカッとなってどなったりたたいたときは、それを挽回するほどの愛情で子どもと視線を合わせ、スキンシップをし、会話するといったコミュニケーションをとるようにしたいものです。

 

 

親子なのですから、失敗しても後のフォローである程度の修復はきくのです。

 

あまり深刻に考えすぎて自己嫌悪におちいってしまわないようにしましょう。

 


 

 

欧米と日本の「反抗期」の違い

 

反抗期」という言葉はシャロッテ・ビューラーというドイツ人の女性児童心理学者がつけた名前ですが、欧米では日本ほどこの概念は浸透していません。

 

これは、子どもの成長に対する親の態度の違いだと考えられています。

 

 

欧米は子どもは生まれたときから独立した人間であり、親の責任として自立するまでは養育の義務はあるが、子どもの人生を支配する権利はないとされているからです。

 

 

日本人がアメリカで、わが子をたたいたといって幼児虐待で訴えられた、というようなニュースを耳にします。

 

これなどは、子どもは自分と一体のもの、あるいは大切な所有物であると考えがちな日本との文化的相違を浮き彫りにしている話といえます。

 

親の心得5か条
  • 1.子どもが変化することを当然として受け止めます。
  • 2.子どもも、一個の独立した人間であることを認めます。
  • 3.子どもの意見をよく聞き、自分と違っても責めないことです。意見を言うときは人生の先輩としての意見を述べても、自分の考えを押しつけることはしません。
  • 4.子どもの成長の印としての反抗を喜びます。
  • 5.子どもの抵抗は、きちんと真剣に受け止めます。軽く受け流されると馬鹿にされたと思い、子どもはうっ屈します。

 


 

 

 

あなたにおすすめ
トップへ戻る