膝の痛みで「階段の上り下りが辛い」を補助するサプリメント グルコサミン、コンドロイチン、MSMは効き目がある?

「階段の上り下りが辛い」関節の痛みを補助するサプリメントを選ぶ3つのポイント

既に膝の痛みがある人がサプリメントを選ぶ3つのポイント

既にある膝の痛みをサプリメントだけで医療レベルの改善を望むなら、以下の3つのポイントを考慮します。

MSMが300mg以上配合

MSMは優れた抗炎症作用により、関節の炎症・腫れを鎮める働きをする事から、関節の痛みやこわばりなど、辛い症状を和らげる効果があります。

グルコサミンが1200mg以上配合

グルコサミンは関節のクッションとなる成分を生成することによって、関節の軟骨を生成します。

コンドロイチンが800mg以上配合されていれば、なお良し!

コンドロイチンは軟骨の分解を抑制して、軟骨に水分を保持し、軟骨が壊れてしまうのを防ぎます。
関節痛サプリメント比較

世界の医学論文が掲載されるPubMedに、MSMと、1500mgのグルコサミン(Nアセチルグルコサミン500mg)と、1200mgのコンドロイチンの投与で、関節が改善したという医学論文が多く報告されています。

体重によって以下のような推奨摂取量をお勧めします。

体重/推奨摂取量グルコサミンコンドロイチン
55kg以下1,200mg800mg
55~90kg1,500mg900mg
90kg以上2,000mg1,000mg

MSMは関節炎の腫れを押さえる即効性があり、炎症を抑えると関節や腱の再生が早まります。そこでグルコサミンやコンドロイチンなどの回復成分を摂取する事で相乗効果があるとされてます。

MSMで炎症を抑え、グルコサミンはコラーゲンを供給し痛みを和らげ、コンドロイチンが関節の曲がりをスムーズにさせ、「階段の上り下り」を楽にするということです。

以上の3つのポイントを踏まえて下の成分比較表をご覧ください。

膝の痛みを補助するサプリメントの1日あたりの成分比較

注:はN-アセチルグルコサミン量です。グルコサミン量では3倍相当になります。

※はN-アセチルグルコサミン
商品名

グルコサミン

コンドロイチン

 
【ドクターズチョイス】
MSM 500mg配合

3,000mg
1,000mg

1,000mg

【ドクターズベスト】
MSM 1,000mg配合

1,500mg

1,200mg

【ソースナチュラルズ】
MSM 800mg配合

1,500mg

1,200mg

【大正製薬】

1,500mg

440mg

【明治薬品】
MSM 2,000mg配合

1,500mg

125mg

【DHC】
MSM 540mg配合

1,320mg

150mg

【佐藤製薬】
MSM 300mg配合

1,020mg
340mg

含有

【SUNTORY】

1,200mg

300mg

N-アセチルグルコサミンは即効性があり、通常のグルコサミンと比べて関節に利用される割合が3倍になります。

普通のグルコサミンの場合は1200mg以上※(N-アセチルグルコサミンなら400mg以上)のサプリメントを選びます。

例:ドクターズチョイスはN-アセチルグルコサミンが1,000mg配合されていますが、これをグルコサミン量で例えると3,000mgに相当します。

既に膝の痛みで階段の上り下りが辛い人はMSMが配合されたサプリメントを選ぶ

サプリメントを選ぶポイント

関節痛サプリメントを選ぶポイントは、今現在の関節の症状によって決まります。

既に「階段の上り下りが辛い!」という人は、グルコサミンだけでは治すのにしばらく時間がかかり、痛みを改善するのに時間がかかってしまいます。

関節痛を素早く治すには、まず今の痛みの症状を取り去る必要があります。痛みを取るにはMSMという成分が配合されたサプリメントを選びます。MSMというのは、メチルサルフォニルメタンという有機イオウ成分の一種で副作用の無い痛み止め成分です。

健康な関節と炎症のある関節を比べると、関節痛などの炎症のある関節にはイオウ成分が少ないのです。

人間は痛みの信号が、体の中にある2種類の神経線維により伝わり、脳で認識され「痛い」と感じますが、この「MSM」が少ないと痛みの信号が強くなり、より痛みを強く感じてしまうのです。

MSMはこの膝の痛みの信号を抑える作用(痛み止め効果)があるのでMSMが配合されたサプリメントを選びましょう。

また、MSMを摂取して膝の痛みを消すことにより、以前のように運動ができる様になります。

運動ができるようになると、階段の上り下りもスムーズになり、関節周りの筋肉が付いてくるという良いサイクルができます。

まずは痛みを消すことが必要です。

膝の痛みを悪化させる悪いサイクル

という膝の痛みが悪化するサイクルにならないようにしましょう。痛みを消し、この悪循環をストップさせることが必要です。

また、膝の痛みが有る人は既に軟骨が減ってしまっているので、軟骨を形成する成分が必要です。

「階段の上り下りが本当に辛い」という人は普通のグルコサミンではなく、即効性のあるN-アセチルグルコサミンを配合したサプリが良いでしょう。

というのも、普通のグルコサミンは体内に入ってN-アセチルグルコサミンに変化して初めて吸収されるので軟骨形成に時間がかかるからです。

すぐに治したい人は吸収性の高いN-アセチルグルコサミン配合のサプリがお勧めです。

さらに、コンドロイチンも一緒に摂取することをお勧めします。1500mgのグルコサミン(Nアセチルグルコサミン500mg)と、1200mgのコンドロイチンの投与で関節がさらに改善したという臨床実験が多く報告されています。

関節痛サプリメント関節痛には「細菌感染、外傷、免疫の異常」など様々な原因がありますが、最も多いといわれるのが老化による軟骨の変化や、減ってくることによる痛みです。

また、激しい運動・スポーツなどでに無理をかけた経験があると、軟骨がすり減るなどの障害を起こし、それが階段の上り下りが辛いという原因となります。だからといって、関節を動かさない生活もよくありません。

現在の医療ではすり減った軟骨を回復させる方法は残念ながらありません。そのため、様々なサプリメントが販売されているわけです。

軟骨や骨にダメージを与える関節リウマチや、関節軟骨が変形をきたす変形性関節症などで壊れた軟骨の修復や再生をサポートするといわれているのがグルコサミンです。

グルコサミンは肘の関節軟骨も存在しており、テニスや野球による肘関節の酷使によりスリ減る軟骨の修復にも大きく関わっています。

また、関節に栄養や水分を運んで、潤滑油のような働きをするのがコンドロイチンです。グルコサミンはコンドロイチンの材料です。2つをセットで摂ることで、骨の再生効果が高まることから、一緒に配合されているサプリメントがほとんどです。

膝の痛みに良いとされる3つのサプリメント作用

膝の痛みに良い成分で関節痛にも効果的な作用がある代表的なサプリメントは次の3つが有名です。

膝の痛みに良いとされる3つのサプリメント作用

コンドロイチン、グルコサミン、ヒアルロン酸のそれぞれの関節への作用を見てみましょう。

サプリメントの関節への作用

コンドロイチン

コンドロイチンの膝の痛みへの効果コンドロイチンはサメの軟骨部分などに含まれている成分です。

軟骨に存在するネバネバとした弾力成分で軟骨の主要構成物質の一つですが、グルコサミン同様、年齢とともに、作られる量が減少しがちです。

コンドロイチンには直接軟骨を作り出す働きはありませんが、軟骨の分解を抑制して、軟骨に水分を保持し、軟骨が壊れてしまうのを防ぐ作用があります。

また、コンドロイチンは、関節組織の伸び縮みを補助する働きがあるので、膝の痛みを和らげ、病気の進行を抑える効果があります。

グルコサミン

グルコサミンの膝の痛みへの効果グルコサミンはエビやカニなどの殻に含まれるアミノ糖の一種で、柔軟性や弾力性を保つために役立っていますが、老化とともにその量は減少していくといわれています。

グルコサミンは体内のクッションとなる成分を生成するものの1つです。本来ならば体内で生成されるのですが、年齢とともに生成が滞り、スムーズな動きを妨げる原因となっています。

つまり、減り続けるクッション成分(グルコサミン)を補うことが大切なのです。

グルコサミンを補うのは関節炎にも良い作用があり、特に変形性関節症による膝の痛みに効果があるサプリメントです。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸の膝の痛みへの効果ヒアルロン酸は関節の中で産生され、関節液の粘り気(粘度)に関係している物質です。

関節液は、機械でいえば潤滑油のような役割を担っているので、適度な粘度を保たないと、関節軟骨がすり減って破壊されてしまいます。

変形性関節症の治療薬として、関節に注入するヒアルロン酸製剤がよく使われています。

ヒアルロン酸は、炎症を抑えて関節の痛みを取るほか、関節軟骨の代謝にもよい働きをします。

また、副作用もほとんどありません。関節軟骨の代謝にもよいとされています。

サプリメントは関節に柔軟性や弾力を与えるだけでなく、関節炎を予防することができるので、日常の生活に、積極的に摂り入れていきたいものです。

関節の機能を保つ努力
関節の柔軟性は日常生活を送るうえでとても大切なものです。

痛みがあると歩いたり、物を持ったり、階段の上り下りという、ふだんは何でもない動きさえ困難になります。

膝の痛みは活動の大きな妨げです。

日常生活に支障がないよう、さまざまな手段で関節の機能を保つ努力が必要です。その一つがサプリメントです。