季節性情動障害(季節性うつ病)

目次

  • 季節性情動障害(SAD)とは
  • 季節の変化と生体リズム
  • 季節性情動障害と睡眠や気分に影響を与える日照時間
  • 季節性情動障害の症状と原因
  • 季節性情動障害の治療
  • 季節性情動障害の克服・体験談

 

秋口から冬にかけて、気分的に落ち込むことがあります。太陽光が弱まることで生体リズムが乱れ、眠気や気分が変調する季節性のうつ病です。

 

季節によってよく眠れなかったり、食欲が低下することもあはす。また、住んでいる地域によっても、季節的な気分の変調や睡眠障害が現れることがあります。

 

 

季節性情動障害:関連カテゴリー

不眠症

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季節性情動障害(SAD)とは

(※画像はイメージです。)毎年ある季節になると決まったように発症し、同じ季節に軽快するうつ病や躁病があり、季節性情動障害(SAD)とよばれます。感情障害というのは、国際的な診断・分類によるうつ病と躁うつ病のことです。季節性情動障害については昔から報告はありましたが、その存在が確認され、広く知られるようになったのは1980年代に入ってからのことです。アメリカの20代の女性が、冬の間に定期的に起こるう...

季節の変化と生体リズム

季節によって睡眠時間に差があったり、体調が変化したり、気分の落ち込みや高揚があることは、多くの人が経験していることです。特に春は、孟浩然(もうこうねん)の漢詩「春暁」のなかの一節「春眠暁を覚えず」で知られるように、眠気の強い季節です。《孟浩然「春暁」から》 春眠(しゅんみん)暁(あかつき)を覚えず春の夜はまことに眠り心地がいいので、朝が来たことにも気付かず、つい寝過ごしてしまう。また、木の芽どきと...

季節性情動障害と睡眠や気分に影響を与える日照時間

日本は春夏秋冬の四季の区別がはっきりしているため、季節によって日照時間に違いがあります。また、北は北海道の宗谷岬の北緯46度30分、南は西表島の北緯24度15分と南北に長いために、緯度によっても日照時間に差が出てきます。日照時間によって影響を受ける概日リズムは、日の出が早く日差しの強い夏と、日の出が遅く光も弱い冬では、リズムにずれが生じます。実験室での結果では、就寝時刻は夏が早くて冬が遅く、起床時...

季節性情動障害の症状

季節性情動障害(季節性うつ病)の症状季節性情動障害(季節性うつ病)の症状としては、抑うつ気分、不安、活動性の低下、思考制止などといったうつ病にみられる症状に加え、長時間の睡眠と過食が特徴です。長時間睡眠といっても、熟睡しているわけではありません。患者は一般に早めに床に就き、9時間、10時間と寝ていますが、眠りは途切れ途切れで、疲労を回復することも精気が戻ることもありません。長時間寝ていながら、昼間...

季節性情動障害の治療と対策

日照時間の変化に伴う症状だけに、治療法も光を中心にしたものになります。高照度光療法季節性情動障害(季節性うつ病)の治療で最も高い効果が確認されているのは光療法という治療です。できるだけたくさん太陽の光を浴びることが治療となります。高緯度の寒冷地に住む人は、ときどき南の日光の輝く場所で過ごすことで症状を軽減できます。病院で行うのは、高照度光療法です。高照度光療法は、日本で時差ぼけ治療のために開発され...

季節性情動障害の克服・体験談

夫の転勤で東北に移り住んで4年にななります。冬になると毎年軽いうつ状態になります。春先には軽くなるので、病院にも行かずにいました。雪国の重苦しい空気がつらいのかと、夫もその問題には触れずにきました。たまたま症状が出ている時期に上京した折、キャビンアテンダントをしている友人に会ってうつ状態の話が出ました。友人はかつて時差ボケの治療で光療法を受けた医師を紹介してくれました。問診で診断がついて季節性情動...

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