性交障害

2020年6月29日

性交がうまくいかない性交障害は、性器の疾患や内分泌の異常だけでなく、精神面や心理的問題が複雑にからみ合う場合が多くあります。

性交障害は、明らかに疾患がある場合を除いては、主観的な要素が強い障害です。
他人にも簡単に話すことはできず、話したところで、他人と比較はできないので、思いすごしとして片づけられる要素を含んでいます。

実際、更年期以降の高齢者も、若い人と同じように、性欲も性衝動もあります。
これからの高齢化時代には、性に目をつぶり、自然の感情を犠牲にして生きるのではなく、性の面でも満たされて、長い人生を充実させることが大事です。

性交障害は、産婦人科の一般外来でも扱っていますが、性外来を設置して、積極的に治療に取り組んでいる医療機関もあります。
一人で悩まないで治療を受けましょう。

性交障害とは?

性交障害とは性交がスムーズにいかない状態をいい、性交不能、性交困難(性交痛)、性感異常(不感症)、性欲減退・消失(冷感症)として現れます。

女性の場合、性交不能は男性器を膣内に受け入れることができない障害です。

性交困難は性欲があり性行為もできるものの、性交時に痛みや不快感を伴う異常をいいます。

性感異常は性欲や性の興奮もあり、性行為はできても、性交における絶頂感や快感が欠如するケースです。

性欲減退・消失は性欲や性の興奮が乏しく、性行為を欲しない場合を指します。

性交障害というと、少し前までは男性のED(勃起障害)や早漏など、男性器の機能の問題だけがとり上げられ、女性の性交障害はあまり問題にされませんでした。

しかし、性科学の発達によって、女性も男性と同じように、高齢になっても性欲や性衝動があることが明らかにされました。

性交は、種の保存本能に基づく妊娠・出産のための生殖行動だけでなく、性欲を満たす快楽追求行動であると認知されるようになったのです。

例えば、中高年の性欲の調査では、性的な欲求は65歳を過ぎた女性の50%に存在するという結果が報告されています。

同時に、女性の性交障害についても明らかにされつつあります。
性交障害のうち、一番多いのは性交困難で、次いで性感異常、性交不能が続くと報告されています。

性交障害の原因

性交障害の原因は、性器の異常や病気などの器質的要因、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)の欠乏による内分泌的要因、性に対する葛藤や男性との相性、環境の影響からくる心理的要因の三つに大きく分類されます。
これらの要因は互いに影響し合って、性交障害の原因になります。

性交不能

心理的原因で起こる疾患の代表が膣痙(ちつけい)です。
過去に強姦や性的虐待を受けたり、性交に強い罪悪感や恐怖感がある女性に多くみられます。

膣の入り口部分の知覚が異常に過敏になっており、男性器が挿入されようとすると、膣やその周辺の筋肉、肛門挙筋が、自分の意思とは関係なく条件反射的に痙攣(けいれん)して激痛が走り、性行為ができなくなります。

器質的原因では、生まれながらに膣がない膣欠損症、膣の一部が閉じているために思春期になっても月経がなく毎月下腹部が痛くなる膣閉鎖症、膣の入り口にある輪状の膜が厚く硬く軟骨のように強い処女膜強靭症(きょうじんしょう)、先天的に処女膜に開口のない処女膜閉鎖症などがあります。

そのほか膣管が不完全に分断される横走膣中隔、膣の内腔(ないくう)が狭い膣狭窄(ちつきょうさく)、小孔処女膜などの膣の異常があげられます。

また、潰瘍(かいよう)をつくる性器ヘルペス、いぼのような結節ができる尖圭コンジローム、膣の入り口にある分泌腺が腫れるバルトリン腺腫瘍など、外陰部に炎症や潰瘍、膿瘍(のうよう)があり、激しく痛むような場合に患部が刺激されてけいれんを起こし、男性器の挿入を阻むケースもあります。

性交困難

器質的原因では、性行為の時に膣の入り口部分に痛みなどを感じる疾患として、処女膜強靭症、性器ヘルペス、尖圭コンジローム、バルトリン腺腫瘍、膣炎などがあげられます。

そのほか、分娩時に会陰切開(えいんせっかい)した傷あと部分に疼痛(とうつう)を感じたり、年齢とともに外陰部の脂肪が減り弾力性が低下するために、挿入時に不快感を伴うケースもみられます。

また、尿道炎や膀胱炎などのように膣に接する器官に炎症が起きて、性交時に膣の収縮が伝わって痛む場合もあります。

膣の深い部分に痛みなどがある疾患の代表は、子宮内膜症です。
子宮の内側の表面を覆う内膜と似た組織が周辺の臓器にもでき、月経時に内出血して癒着します。

月経時の激しい腹痛と性交痛が特徴です。

そのほか、子宮内膜炎や子宮付属器炎などの骨盤内感染症、卵巣のう腫、子宮筋腫などの骨盤内腫瘤といった内性器の疾患があげられます。

また、骨盤内の手術を受けた後に感染が起こり、完全に治りきっていなかったり、周囲と癒着したりして、痛みや不快感が起こるケースがあります。

内分泌的原因では、卵巣の機能低下や不全があげられます。
卵巣からのエストロゲンの分泌が減少し、膣の萎縮が起きたり、膣粘膜の弾力性が失われたり、膣内を潤す分泌物が減って、性交痛を起こします。

自浄作用が低下して膣炎が生じ、痛みを伴うこともあります。
若い人では卵巣の病気や卵巣を摘出した後に、中高年では更年期以降にみられます。

性交困難を起こす率は、閉経すると急に増えます。
40代で30%、50代で50%、60~65歳で90%の女性に性交痛があるとされ、特に65歳を過ぎると、性的刺激によって外陰部が湿潤する率は非常に低くなり、多くの人が性交困難に陥ります。

そのため性交がまったくないか、あっても年に数回という報告もあります。

そのほか、心身の疲労やストレス、居住環境の不備により男性を安心して受け入れがたいなど心理的原因で生じる性交困難や、女性に性的な興奮がないのに男性器が無理に挿入されるために起こる機能性の性交痛があります。

性感異常

アメリカの性科学者マスターズとジョンソンによると、性行為における性反応は、男女とも興奮期、平坦(プラトー)期、絶頂(オーガズム)期、消退期の過程をたどるとされます。

興奮期には、女性では膣から分泌物が排出して、膣上部の3分の2が広がり、男性では勃起します。

平坦期には女性では膣の入り口の3分の1が収縮し、小陰唇が鮮紅色に変化し、バルトリン腺から粘液が分泌されます。

男性では亀頭が膨らみ紫色に変化し、カウパー腺から分泌液が出ます。
オーガズム期に入ると、女性では膣の収縮が全身に波及し、男性では射精し、絶頂感を経て、消退期に至ります。

性感異常は、性反応の興奮期に障害が生じたり、オーガズム期に性感や絶頂感が欠如する症状です。

興奮期の障害の多くは、卵巣機能不全や閉経による卵巣機能低下によりエストロゲンが不足し、膣内の分泌物が欠如して、性行為中に膣が乾燥したり、潤滑が妨げられるのが原因です。

そのほか性行為をする気分になれないなどの心理的な要因もあります。
ただし興奮期では、男性の勃起障害が多いのに対して、女性の障害は少ないとされます。

逆に、オーガズム期の障害は圧倒的に女性に多いとされます。
男性に愛情をもっており、性欲も性の興奮もあり、性行為も行えますが、性感や絶頂感が不足します。

これは男性が早漏であったり、前戯が粗野であるというケースも少なくありませんが、女性の心理的要因も大きいとされます。

神経質で潔癖な性格だったり、妊娠の不安があったり、住宅が狭い、雰囲気に欠けるなどの環境の不備があり、行為中に緊張したり、集中できないことが原因になります。

また、幼児期に受けた暴力や両親の不仲、マスターベーションに対する罪悪感などから、性に恐怖感や罪悪感を抱いており、意識下に抑圧されているようなときもオーガズム期に障害として現れます。

なかには、夫に対しては性感障害が現れますが、夫以外の男性とは性感や絶頂感を得られる女性もいます。
これは偽オーガズム欠如とよばれます。

性欲減退・消失

自分に対する嫌悪から生じる性欲障害と、男性に対する嫌悪から起こる性嫌悪症に分けられます。

性欲障害は強度の心身の疲労やストレスなどでも起こりますが、特に女性としての性喪失感が大きな引き金になることがあります。

卵巣や子宮、乳房の病気にかかって摘出手術を受けたり、閉経により妊娠・出産の可能性がなくなり、女性でなくなったように感じ、性に対する欲求が低下したり欠如するケースです。

性嫌悪症は、性に対して恐怖や不潔感があり、性行為を嫌悪し回避しようとする症状です。

パートナーの男性の浮気や暴力などで、カップル間に心理的葛藤があったり、性の発達過程で両親の不仲に悩んだり、強姦や近親姦などにあって、精神的打撃を受けた過去の経験が原因になります。

性交障害の検査

性交障害の問診

性歴、パートナーとの関係、性格、生育歴、家庭環境などについての問診から、自分でも気がつかなかった心理的な原因を、医師の助けを借りて明らかにします。

自分で原因に気づくことで、自信が回復し、治癒につながるケースが少なくありません。

しかし、プライベートな内容であり、治療をうまく進めるためには医師との信頼関係が必要となります。

問診は、現在の性的な状況をはっきりさせることから始まります。

夫やセックスパートナーの有無、性交回数、性感の程度、潤滑液の分泌の程度、オーガズムの有無、マスターベーションの有無などの質問から、現在の性的活動のどこに問題点があるかをみます。

また、過去にさかのぼって、初交年齢や性体験、マスターベーションの開始年齢・頻度・罪悪感の有無、精神的打撃を受けた経験などの性歴を聞かれます。

これは性の発達過程に原因がなかったかを探るのが目的です。
このときに、生育歴にも触れ、育った環境、家族関係などから、性についての考え方のほか、性格について明らかにしていきます。

次いで、妊娠・出産歴や既往症、手術歴、服用した薬についても聞かれます。
性交障害が、病気に伴って発症することがあるからです。

妊娠・分娩歴では、人工妊娠中絶の有無、流産・早産や異常分娩の有無、産褥期(さんじょくき)の性交痛の有無などをチェックします。

妊娠・出産における恐怖感や、人工妊娠中絶した罪悪感が性交障害の原因になる例もみられます。

既往症では、神経症やうつ病、拒食症などの心の病と性感染症が調べられます。

既往症から、性恐怖や性への罪悪感、性の未熟さや、潔癖症、神経質といった性格が浮き彫りにされることがあります。

手術歴では、子宮や卵巣の摘出手術や乳房の切除術、直腸がんの手術を受けたかどうかを確認します。

これらの手術は術後に膣管短縮、膣の柔軟性の低下、潤滑液の減少などの後遺症をもたらすことがあるだけでなく、女性としての喪失感や、パートナーヘの負い目などが生まれることもあり、性交障害の大きな要因になるケースもみられます。

また、糖尿病や甲状腺機能低下症、結核などの病気は、性欲低下や性感異常を招きやすいとされ、尿道炎や膀胱炎は性交痛を伴うことが多いので、それらの病気についてもチェックします。

内服薬については、降圧薬、抗うつ薬、副腎皮質ホルモン剤の服用を確かめます。
これらの薬剤は、性欲低下、性感異常を起こしやすいとされます。

性交障害の内診

外陰炎などの炎症、バルトリン腺腫瘍や性器ヘルペスによる潰瘍がないかを調べます。

次いで内診により、痛みの有無や程度を調べ、子宮内膜症や周辺の組織との癒着や手術後の癒着、卵巣のう腫があるかどうかをみます。

また、子宮や膣がずり落ちたり(下垂)、とび出していないか(脱)もチェックします。

さらに、超音波で腫瘤やのう胞を調べ、膣鏡で膣や子宮頸部に炎症や潰瘍がないかを確認し、必要ならば顕微鏡による分泌物の検査をします。

性交障害の血液検査

性交困難については、白血球数やCRP(C反応性たんぱく)の数値により、子宮や卵巣などの炎症をみます。

場合によってはクラミジアの抗原や抗体も検査します。
子宮内膜症が疑われるときにはCA125などの腫瘍マーカーも調べます。

更年期の性交痛については、卵巣機能を調べるために、血清エストロゲンやゴナドトロピン値をチェックします。

性感異常に対しては、プロゲステロン(黄体ホルモン)の働きを促す黄体化ホルモンや、エストロゲンの分泌を促進させる卵胞刺激ホルモンの量を調べます。

値が高いときは卵巣機能不全、低いと下垂体機能不全によるエストロゲンの欠乏が疑われます。

性交障害の冶療

性交不能

膣の異常や病気については、外科治療をします。
膣欠損症では皮膚を移植したり、腹膜やS状結腸を利用して、膣をつくる手術を行います。

膣閉鎖症や横走腹中隔、処女膜強靭症、処女膜閉鎖症については切開して膣を開通させます。

切開部分が広いと癒着しやすいので、植皮する例もあります。
膣狭窄では膣を広げるために、細いタンポンのような形をしたプロテーゼを入れ、順次プロテーゼを大きくして拡張します。

膣痙では、性交に対する罪の意識や恐怖を除くために、精神面での指導が行われます。

意識下に埋もれていた原因に気づき、事実を直視することによって、自信を回復するのがねらいです。
最初のうちは、性行為には大なり小なり痛みが伴うものです。

そのことを自覚したうえで、自分で性器に触り、自分の指や頸管拡張器を挿入する訓練を行い、次いでパートナーによる訓練を通して徐々に性器に慣れ、性交への抵抗をなくします。

パートナーに前戯の仕方などのアドバイスをするケースもみられます。

性交困難

原因となっている疾患の治療やホルモン補充療法を行い、改善しないようなら、精神治療が検討されます。

疾患の治療では、性器ヘルペスに対してはアラセナA軟膏を塗布し、ゾピラックス錠を内服します。

ヒトパピローマウイルスに感染して発症する尖圭コンジロームの場合はブレオマイシン軟膏などを塗布し、電気メスやレーザーメスなどで、いぼを焼灼切除したり摘除して治療します。

バルトリン腺のう腫は、抗生物質を投与し、必要に応じて切開して膿を出したり、造袋術などの手術を行います。

膣炎のうち、カビの一種である真菌が原因のカンジダ膣炎には、抗真菌剤の膣坐薬や塗布剤を用います。

トリコモナス原虫が原因のトリコモナス膣炎には、ファシジンやフラジールなどの内服薬や膣坐薬が使われます。

はっきりした病原体を認めない非特異性膣炎には、クロマイ膣錠などを膣内に挿入します。

更年期からの萎縮性(老人性)膣炎にはエストロゲンを含む膣坐薬や内服薬を使います。

若い女性では、子宮内膜症が性交痛の大きな原因になっています。

症状が軽い場合は、鎮痛剤などの対症療法を行います。
重い場合はボンゾール、スプレキュアなどのホルモン剤を投与して、偽妊娠または閉経状態にする治療をします。
月経がなければ症状は出ません。

癒着などが進行している場合は、症状に応じて癒着剥離、チョコレートのう胞摘除、子宮全摘などの手術が必要になります。

手術によって膣管の短縮が危惧されるときは、手術後、なるべく早ぐ性交を開始すれば、短縮を防ぐことができます。

婦人科の手術後、卵巣欠落による性交痛があるときや、更年期の卵巣機能低下による膣萎縮および膣の弾力性の低下や乾燥による性交痛がある場合は、エストロゲン製剤を用いたホルモン補充療法と潤滑用ゼリーによる治療を行います。

性感異常

卵巣や下垂体の機能不全が原因であれば、ホルモン療法で治療をし、その後、精神療法や行動療法で、心理的原因をとり除きます。

精神療法では、カウンセラーや精神科医のもとで、精神的葛藤について話し合ったり、精神分析を受けたりしながら、原因を探ります。

行動療法では、最初に、カップル別々に性における個々の問題点や双方に共通する問題点を考えます。
その後、性反応に従って、四つの段階を踏んでいきます。

第1のステップでは、性器を接触させずに、互いのからだを愛撫しで性感を得るように工夫します。
第2のステップでは、性器を互いに刺激し合い、女性上位で短時間挿入し、数回上下運動をします。

オーガズムに達しないうちに男性器を抜き、男性は自分で、あるいは女性の手を借りてオーガズムを得ます。

第3のステップでは女性上位で、女性がオーガズムに達するまで性行為を行います。
第4のステップでは、正常位で女性がオーガズムに達するまで接触します。

行動療法の最中は、治療以外の性活動は禁止されます。

性欲減退・消失

卵巣や子宮、乳房の手術後に、または更年期以降に性欲が減退・消失したときは、手術や更年期の意味をカップルで率直に話し合います。

男性の無理解が女性に性欲減退をもたらすことがありますが、女性自身の性に対するイメージが、女性としての喪失感をより強くしているケースもみられます。

卵巣や子宮、乳房だけが女性であることの証ではありません。
そして、性行為は生殖行動だけでなく、自然な愛情行為であることをカップルで理解する必要があります。

また、もともと性的な興味がなかったり、性欲がない女性がいます。
冷感症といい、感情を起こすもとになる情動の未発達が原因ですが、その背景には、虐待、強姦、近親姦といった幼いころの性体験があるともいわれます。

この場合は精神科医のもとで精神療法を行い、行動療法などをとり入れて治療を進めます。

性交痛を克服した体験談

夫の不安が妻の性交痛を招くケース

静子(25歳)
結婚して1年になりますが、セックスのたびに性交痛があり、膣に傷があるのではないかと心配して産婦人科を受診しました。

性器には異常が認められず、潤滑ゼリーを使用して様子をみることにしました。

しかし痛みは治まらず、性交に恐怖を覚えるまでになり、カウンセリングを勧められました。

実は性交痛が始まったのは、性行為中に夫(29歳)から首を絞められるという暴力を受けたのがきっかけでした。

ふだんはやさしい夫にしては、あまりに突飛な行動で、おそろしく感じられました。

一度だけの行為でしたが、その後も夫は前戯もなく入ってくることが多く、つい身構えてしまいます。

このままでは離婚も考えていましたが、夫と一緒にカウンセラーのもとを訪れました。

夫は早漏ぎみで早くしないと失敗するのではないかと思い、私の状態を思いやる余裕がなく、乱暴もついあわてたためであるとわかりました。

早漏対策と行動療法の説明を受けて実行し、今は夫婦円満です。

セックスがうまくいかない性交障害は、性器の疾患や内分泌の異常だけでなく、精神面や心理的問題が複雑にからみ合う場合が多くあります。

性生活を敬遠する要因

女性としての機能を失ってしまったという喪失感

性生活は、パートナーと情を交し合ううえで、大切なコミュニケーションの一つです。
お互いに気持ちを共有し、新たな関係性を築くことが大切です。

創に触れられたくない、創を見られたくないという気持ち

性交時に、して欲しくないことがあれば、あらかじめ気持ちを伝えましょう。
肌を触れ合うことからゆっくり進展していけば、無理のない性生活を始めることができます。

卵巣摘出による更年期障害のような症状

症状そのものはホルモン補充療法で解消しますが、性交をする気持ちの余裕がないときは、無理をせずパートナーに理解を求めましょう。

分泌物の減少による性交痛

ホルモン補充療法や潤滑ゼリーを使用する。
身体の状態をパートナーに話し、理解を得ておくことが大切です。

パートナーへの不信感

子宮頸がんの場合、ウイルス感染が原因ですが、決してパートナーの責任だけではない。
再び性交しても再発するものではありません。

化学療法による性欲の減退

化学療法の副作用で体調不良になると、性欲も減退します。
体調が戻れば自然と性欲も戻ってくるので、あせることはありません。