買い物依存症の予防

買い物依存症の予防

 

 

依存には至らないまでも依存傾向のある人は、エスカレートしないために、興味の対象を複数もつことが得策でしょう。

 

また、人間が生きていく基本は人間関係です。困ったときに相談できる相手として、決してもたれ合うことなく支え合い、与え合える他者への健康な依存をもつことです。

 

 

そのうえで、ストレスがたまったときに、一時的に依存できる対象を増やすことです。

 

対象が一つしかなければ、すぐそこにはまりやすくなります。スポーツをしたり、美容室やカルチャースクールなどに行ってみたり、ときには酒を飲むのもよいでしょう。

 

買い物もそうした選択肢のなかの一つであるなら、深みにはまらないようにセルフコントロールができるはずです。

 

 

買い物依存症を治すには、自助グループに入ることが最良といえます。

 

大都市圏には自助グループがつくられており、依存の深みにはまらないように互いに励まし合ったりしています。たとえ依存の対象がアルコールでも薬物でも、成り立ちと回復のメカニズムは一緒です。

 

 

自助グループの集まりでは、同じような悩みを持つ人々ばかりなので、本音の話ができます。自分探しの旅ができるのです。

 

心の傷はなくならないにしても、傷ついた原因や理由がわかれば、多少とも心が落ち着くものです。そこから徐々に本物の癒しが訪れてくるはずです。

 

買い物依存症はギャンブル依存症などと同じプロセス依存の一種で、アダルトチルドレンとしての生育歴や激しいストレスの代償行為として生じることが多いようです。

 

 

買い物依存症のような病的な様相を示さないまでも、買い物をしすぎて困っている人は多いものです。

 

手近なストレス解消として買い物に走るうちに、次第に深みにはまっていくことがあります。

 

 


 

依存傾向が強い人は、依存の対症療法をたくさんもつことで、一つのことにのめりこまないように工夫する必要があります。

 

自制心や計画性に自信のない人がクレジットカードをもったり、消費者金融などに手を出すことは、非常に危険なことを自覚しなくてはなりません。

 

 

すでに買い物依存の症状がある人、またはお金を使いすぎている人は早めに相談機関を訪ねることです。

 

治療は自分自身の現状に気づくことから始まります。治療機関や自助グループを訪ねてもよいでしょう。

 

 

カード社会が煽る・消費を迫る広告

 

テレビコCMやインターネット広告、新聞・雑誌の広告も消費をあおり、電話やダイレクトメールによる勧誘も絶え間なく消費を迫ってきます。

 

さらにカタログ・ショッピングやテレフォン・ショッピングという手段も消費を迫ってきます。

 

 

クレジットカードは、自制心の強い人でもつい使いすぎてしまうほど便利なものです。

 

初めは簡単な審査でクレジットカードを発行してくれたカード会社も、赤字支出が一定限度を超すと警告を発してきます。

 

 

しかし、この段階でもまだ消費者金融などから資金を調達することができます。

 

買い物依存の傾向がある人にとっては、エスカレートしやすい背景が整っているといえます。

 

最近は、消費者金融などで手軽にお金を借りることができるため、買い物依存はますますエスカレートする傾向があり、買い物依存による借金地獄に陥る人が増えています。

 

カードの利用は増加の一途で、目下、買い物やギャンブルで依存の問題がない人でも、ちょっとしたことで危険領域に踏み込む可能性があります。

 

豊かな生活や便利さを享受するためにも、誘惑や欲望を上手にコントロールする術が必要です。

 

街角法律相談所

 


 

子どもにも健全な金銭感覚を

 

一定の枠のなかでやりくりする習慣は一朝一夕にはつきません。

 

小学生が加減乗除の計算が自在にできるようになったら、週単位の小遣いを渡し、次第に延ばして月単位にしていけば、金銭に対する計画性を高められ、失敗にも学ぶことができます。

 

 

お金をまとめて渡す場合は、小遣い帳をつけさせるのが鉄則です。

 

しばしば口出しをするのは避け、次回分を渡すときに点検、アドバイスしてはいかがでしょう。

 

 

計画性や我慢だけでなく、待ち焦がれ夢みる力も育つのではないでしょうか。

 

また、電話など利用時間がすぐに料金に響くものについても、便利さを生かし、無駄を省いて上手に節約する工夫をさせましょう。

 

友だちの電話を借りたときの利用料をどうするかなど、マナーもおのずと身につくはずです。

 

 

多くの場面で自己決定や自己責任ということが、求められる世の中になってきました。

 

こうした気配りやマナーも日々の積み重ねのなかで培われるものであり、その基礎をつくってやるのは親しかいないでしょう。

 


 

 

 

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