自殺を未然に防ぐ【自殺防止対策】

自殺を未然に防ぐ【自殺防止対策】

目次

  • 1日に90人近くが不幸な結果に 日本の自殺者数
  • 統合失調症患者の自殺予防
  • 未成年者・子どもの自殺防止
  • 中年世代の自殺とその予防
  • 高齢者の自殺とその予防
  • 自殺の予兆 決行する前のサインを見逃さないことが重要
  • 自殺未遂者への対応とケア

 


 

自殺の背後には精神疾患が存在することもあります。兆候を察知し、医師や家族などの適切な介入があれば不幸な事態は回避できます。

 

自殺は、家族や周囲の人々に悲嘆を残します。悩んでいる人の言動に注意し、共感をもって接することで未然に防ぐようにします。

 

 

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自殺を未然に防ぐ【自殺防止対策】記事一覧

1日に90人近くが不幸な結果に 日本の自殺者数

近年、日本で発生している自殺者の数は2万数千人前後で推移しています。1997年度の厚生省の「人口動態統計」による自殺者数は、前年比5.6%増の2万3,465人で、死因の順位も不慮の事故に次いで6位となっています。同年の交通事故死亡者数と比べても、約2倍にのぼるもので、1日平均で66.8人が自殺していることになります。しかも、その陰には10倍以上の自殺未遂があるともいわれています。日本における自殺者...

統合失調症患者の自殺予防 特に注意を要するのが回復期から慢性期

統合失調症患者の自殺率も高く、その確率は1割強といわれています。特に一般的な自殺の傾向と異なるのは、若年男性の高い自殺率です。自殺の危険性は中年期以降、高齢になるに従って高くなるのが一般的ですが、統合失調症患者の場合は、若年期の男性に自殺の危険性が高い傾向があります。統合失調症患者の自殺前の精神状態として、特に注意を要するのが抑うつ状態です。統合失調症の回復期から慢性期の患者には、しばしば抑うつ状...

未成年者・子どもの自殺防止

日本の自殺者数全体は減る傾向にありますが、未成年者・子どもは横ばいが続いています。未成年者の自殺者数は毎年500~600人台で推移しており、発生時期は夏休み直後に集中しています。自殺の危険度が高い性格傾向としては、未熟で依存的、衝動的、極端な完璧癖、孤立・抑うつ的、反社会的傾向などがあげられます。特に完璧癖の強い子どもは、大人にはささいに思われることでも取り返しのつかない重大事としてとらえる傾向に...

中年世代の自殺とその予防

公私ともに責任の大きい中年世代(40~49歳)は、家庭や社会で重要な役割を担うだけに、ストレスも強くなり、結果的に身体や心の病を背負い込むことも多くなります。自分自身の問題だけではなく、配偶者との別居や離婚などのほかに、子どもや年老いた親の問題も出てきます。このような複雑で多面的な精神環境にあるため、中年世代の自殺願望はあまり表には現れてきません。敵意も外部より自分に向けられることが多くなります。...

高齢者の自殺とその予防

高齢者の自殺率は、徐々に低下傾向にはあるものの、ほかの年齢層に比べて高くなっています。現在では、60歳以上の自殺者は毎年およそ1万人以上とされ、多くの高齢者が自ら命を断っています。高齢者の自殺の特徴として、まずあげられるのは自殺手段の確実性です。若い世代の自殺よりも死に至る確率の高い縊死(首つり)が圧倒的に多いのです。高齢者の自殺既遂者の多くは首をくくって死んでおり、未遂者にも縊死を試みた人が圧倒...

自殺の予兆 決行する前のサインを見逃さないことが重要

心理学的剖検から見る自殺の予兆自殺企図者はうつ状態になる自殺者のうち何らかの精神疾患にかかっていたと思われる人は多く、特にうつ病は最も頻繁にみられるものです。自殺既遂者の追跡調査は、本人から直接答えを得ることはできないため、自殺者のことをよく知っていたと思われる人からの情報によって、生前の心理的な状況や背景を評価するしかありません。この方法を心理学的剖検といいます。ある精神科医は、心理学的剖検によ...

自殺未遂者への対応

自殺の危険因子のなかで最も危険な因子は、自殺未遂の既往です。自殺未遂者の治療は、まず自殺未遂によって生じた緊急の身体的治療が優先されます。続いて、今後も自殺を図る可能性があるかを検討します。自殺未遂を繰り返す危険度を評価する際は、次のような項目について調査します。自殺手段はどの程度、危険なものだったかその方法は簡単に手にすることができるか今後いつ実行しようとしているか自殺行動は誰かにあてられたメッ...

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