テクノ不安症、テクノ依存症の2つの疾患

テクノ不安症、テクノ依存症の2つの疾患

 

 

パソコンを前にして私たちが持つ感想は、大きく3パターンに分けることができます。

 

  1. めんどうで複雑な機械で、なるべく近づきたくない
  2. 便利な道具だ
  3. 非常に理解しやすく、強力な仲間ができたようだ

 

というものです。このうち、①がパソコンに不適応になり、何らかのストレスを受けることはわかりますが、実はもっともパソコンと相性がいいはずの③のタイプも正反対の意味で不適応を起こしやすいことが指摘されています。

 

テクノストレス症候群には、テクノ不安症、テクノ依存症(パソコン依存症・ネット依存症)の2つの疾患概念があり、上記の①のタイプは不安症に、③のタイプは依存症になりやすいのです。

 

 

テクノ不安症は、一口に言えばパソコンを使いこなせない不安や焦りが原因となる心身の不調です。

 

 

不安感、動悸、吐き気、圧迫感などから始まり、仕事への意欲喪失、出社拒否などへ発展していきます。

 

とくにパソコンに触れる機会がこれまでほとんどなく、機械への柔軟性も乏しい中年男性が、職場で仕方なしにパソコンを使ううちに発症するケースが多くなっています。

 

 

 

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