引きこもりの対応と、その兄弟姉妹への対応

引きこもりの対応と、その兄弟姉妹への対応

 

スポンサーリンク


 

子どもとの間にコミュニケーションができるかどうかが一つのポイントになります。

 

話しかけても無視する、反応がないという状態が1~2週間続き、コミュニケーションが成立しないようなら、人のなかに戻ることに悩んでいると思われます。

 

 

引きこもりの兆候を感じたならば、原因を知るためにも追いつめるようなことは避け、子どもが自然に話しだせるような雰囲気をつくりましょう。

 

親が焦らず、心を楽にしてかかわり方を変えていくと、子どももほぐれてくるものです。

 

 

親では適当なスタンスがとれず反発しあうような場合は、学校の先生、子どもが慕っている先輩、カウンセラーなど信頼できる第三者で、子どもが心を開ける人に橋渡しを依頼してもよいでしょう。

 

 

引きこもりが長期に及んで、通常の社会・経済生活に支障をきたした場合、家族の悩みは深刻なものとなります。

 

引きこもりになる本人は、何も考えていないようにみえても、将来のことを心配したり、自分のことを情けなく思っていたりするものです。

 

 

まわりの人は、根気強く温かく見守ることが第一です。

 

だからといって腫れものに触るような扱いは逆効果です。できないことを強要するのでなければ、年齢相応の役割や責任を求めるほうがよいでしょう。

 

 

本人のつらさを理解し共感するように努め、価値観や存在価値を評価することが大切です。

 

できれば、「閉じこもっているのは自分だけではない」「けっして特別なことではない」ということをわからせるためにも、民間の支援機関のサークルなどに参加させるとよいでしょう。

 

スポンサーリンク


 

 

兄弟姉妹への影響とその対応

 

誰かが引きこもりをしていれば、家族は少なからず影響されるものです。兄弟姉妹への影響はあって当然として、対応を考えましょう。

 

ポイントは、妹さんが、自分だけが損をしていると感じないように配慮し、無理に協力させたりしないことです。

 

 

今は、学校が楽しいという子より、義務感から仕方なく通っている子が多いといわれます。誰もが引きこもりの予備軍といってもよい状態です。

 

長男の対応に注意が向けられると、妹さんのことは手薄になりがちで、彼女は寂しい思いを味わうことになります。

 

 

また、長男には肯定的な対応が必要ですが、妹さんに親と同じような対応を求めるのは無理な話です。

 

連鎖反応が出た場合は、今度は未然に防ごうとして対応を変えるのは間違いです。

 

 

兄弟姉妹で引きこもることを想像すれば胸も痛むでしょうが、だからこそ同じ対応が望ましいのです。

 

引きこもっても許されるという余裕があると、子どもはかえって楽になり、現実を受け入れやすくなるようです。親も子も、この楽になる、楽になれるという方法をみつけたいものです。

 

 

 

スマイルゼミ 中学生向け通信教育
スタディサプリ スタディサプリ小学講座・中学講座

 

スポンサーリンク


 

合わせて読みたい記事

引きこもりとは? 【限られた範囲から外に出られない状態】
引きこもりとは自室や自宅に閉じこもったり、近所の一定の場所など、限られた範囲から外に出られない状態をいいます。
引きこもりの現状 - 引きこもりを生む社会や文化
引きこもりの状態は実に多様です。ひきこもる前と同じように家族とかかわっている人もいれば、自室にこもりっきりで、家族が寝静まるのを待つようにして居間に出てくるケースもあります。 生き生きとした対人関係が結べずに、閉じこもる若者が増えています。思春期・青年期にみられる社会現象です。
引きこもりの原因 - 引きこもりにみられる性格傾向
引きこもりという現象の原因には、本人にとって嫌なこと、つらいことから身を守るための緊急避難という面があります。
引きこもりの生活パターン - 生活は不規則で昼夜逆転
引きこもりが急に始まる場合は、例えば学校に行きしぶっていた子が、ある日から居間にも出てこなくなり、自室に鍵をかけてドアの外との関係を遮断してしまいます。
引きこもりと外出刺激の悪循環 - 登校拒否と引きこもり
不登校のケースと同様、家族はいろいろな手段で、本人に外出や就学、就労を促しますが、その結果、本人の劣等感や被害感は増強され、さらに引きこもり傾向が強まるという悪循環に陥ってしまいます。
親の教育態度と子どもの性格との関係
親の養育・教育態度の型と子どもの行動・性格・特性との関係。親の養育・教育態度が子どもの行動や性格などに大きく影響します。
引きこもりと家族の対応・対処
引きこもりと家族の対応・対処、引きこもりという状況が解決した場合、どのような家族の対応がよかったか?引きこもりは家族に問題はないか?家族を通してのカウンセリングなど
引きこもりの克服・体験談 親元を離れて受験準備
わたしは、高校3年生の秋から引きこもりを始めました。3回ほど精神科医の個人面接を受けた後、親と交渉して、アパートを借りる費用を工面してもらい、家を出ました。希望の学部は決まっていませんが、現在では宅配便のアルバイトをしながら、大学の受験準備を始めています。
引きこもり・うつ病がちでも自宅に居ながら稼ぐ方法 【在宅ワーク】
パソコンさえあれば在宅でも出来る仕事をいくつかご紹介します。引きこもり・うつ病がちの人でも、努力次第ではアルバイト代くらいなら稼ぐ事も可能です。では、実際に引きこもり・うつ病がちの人でも可能な在宅ワークには、どのような種類があるのでしょうか?

このページの先頭へ戻る