月経周期の後半、PMSやプレ更年期などによる心の不調

月経周期の後半、PMSやプレ更年期などによる心の不調

 

 

月経周期の後半は心にも不調があらわれやすくなる

 

心の不調と月経(生理)は、どのように関係しているのでしょうか?そのカギとなるのは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)というふたつの女性ホルモンです。

 

生理がおわる頃から排期までの期間は、エストロゲンの分泌がさかん。この期間の心は安定し、体調もよく、肌もツヤツヤに。何事にも前向きに、楽しく行動できる時期です。

 

しかし、排卵を過ぎると心身が不調になりがちに・・・。プロゲステロンの分泌が増加して、心は不安定になり、肩こりやむくみ、肌荒れなどの症状があらわれます。

 

女性にとってうれしくない時期ですが、これも月経を起こすために必要なホルモンの変動なのです。こうした心とからだの変化は、月経がある女性であれば誰でも多少はあるものです。

 

ただ、心身の不調がひどくてつらいのであれば問題です。この状態をPMS(月経前症候群)と呼び、治療の対象となります。

 

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PMSやプレ更年期などによる心の不調

 

PMS(月経前症候群)

月経前にイライラが激しく、落ち込んでしまう

 

月経前2~10日頃になると、イライラや落ち込み、倦怠感など心身に不調が起こり、日常生活に支障が出ている状態です。

 

とくに心の不調が激しい場合はPMDD(月経前気分不快症候群)と呼ばれています。

 

PMS(月経前症候群)の治療

低用量ピルという薬を服用して、女性ホルモンのバランスを整えることで心の不調を治療します。

 

 

そのほか、抗うつ剤や抗不安剤でつらい気持ちをやわらげたり、漢方薬で体質改善を目指します。いくつかのを併用することもあります。

 

 

月経不順

周期の乱れとともに気分も乱高下

 

月経周期が一定しないことにより、心も不安定になります。原因は、ストレス等による女性ホルモンの乱れや、子宮や卵巣の病気などが考えられます。

 

月経が止まる無月経は卵巣が働いていない証拠です。早めに治療をしましょう。

 

月経不順の治療

月経周期の乱れは、生活習慣の改善等で効果があることもあります。無月経の場合は、卵巣の機能を回復させるために、ピル(低~中用量)などを使って女性ホルモンを補充します。

 

 

プレ更年期

卵巣機能が低下して心とからだに不調が

 

更年期にはまだ早い35歳~40代前半なのに、ストレスや加齢などによって卵巣機能が低下すると、女性ホルモンのバランスが乱れ、更年期のような心身の不調があらわれます。

 

プレ更年期の治療

年齢とともに卵巣は衰えていきますが、低用量ピルなどを使って卵巣機能を整えることで、不快な症状が強くあらわれるのを防ぎます。

 

いずれおとずれる更年期障害の予防にも効果的です。

 

 

 

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