出社拒否症とは

出社拒否症とは

 

 

出社拒否症は、通勤拒否・出勤拒否あるいは登社拒否などともよばれます。出社できないようなこれといった病気もないのに、会社に行けない状態です。

 

職場という環境に適応障害をきたしている状態といえます。

 

 

頭では出社しなくてはいけないと十分にわかっているのに、からだがついていきません。

 

朝、家を出ようとすると激しい頭痛や腹痛、下痢などが起きます。

 

 

どうにか家は出たものの会社の前までくると、また頭痛や吐き気がしたり、足が動かなくなったりして、会社に行けなくなるのです。

 

 

出社拒否症は、学校へ行きたいのに行けない子どもの登校拒否とよく似た状態です。

 

症状もそれぞれの社会環境に不適応を起こしている中・高校生の登校拒否や大学入学後に陥りやすい無気力・無感動・無関心状態を中核にした学生の症候群を指す五月病によく似ているといわれています。

 

 

実際、30歳くらいまでの出社拒否は、学校恐怖症や登校拒否、五月病の流れの延長線上にあるといわれていて、無気力・無感動・無関心状態という点では、症状が似ています。

 

 

働き盛りの中壮年層では、仕事をする自分にのめり込みすぎて、それ以外の自分の姿を見失ってしまう過剰適応のため、心身が疲労してしまい出社拒否になる例が多くみられます。

 


 

このタイプで欠勤が始まるのは、入社してから20年目前後で、それまでは人一倍几帳面に仕事をこなし、いわば過剰適応ぎみであった人です。

 

それが、ある日突然、急に会社に適応できなくなってしまいます。

 

 

きっかけとなるのは、オーバーワークや転勤、コンピューターとかかわる人々の間に起こるテクノストレスなどです。

 

ベテランの中高年のビジネスマンは、めまぐるしく変化し続ける社会情勢や環境の変化に、それまでの経験だけでは対応できなくなります。

 

 

いずれも悩みやストレスが多くなって、一生懸命やってきた仕事が急につまらなく思えてきたり、満足できなくなって、出社拒否に陥ります。

 

出社拒否のなかで、目立って増えているのが女性のケースです。

 

 

確かに男女雇用機会均等法の施行で、職場環境は整えられてきましたが、実際には、男性優位社会の有形無形のプレッシャーのなかで、いろいろなストレスを抱え込んでしまいます。

 

 

特に、家庭をもつ女性の場合、職場で受けているストレスに加えて、家庭と職業の両立という女性ならではの悩みもあります。

 

現実と理想の間で心身とも疲れ果て、しかも結局は理想とはほど遠い現実に直面して、心身に不調をきたすケースは多いのです。

 


 

 

 

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