仕事中毒・仕事依存症(ワーカホリック)

仕事中毒・仕事依存症(ワーカホリック)とは

仕事中毒・仕事依存症(ワーカホリック)とは

(※画像はイメージです。)

 

 

ビジネスマンに顕著な現代病

 

仕事中毒の英語名「ワーカホリック」は、ワーク(仕事)とアルコホリック(アルコール依存症)を結びつけた造語で、アルコール依存者が酒におぼれていくように、体調がおかしくなるまで仕事にのめり込んでしまうことをいいます。

 

仕事中毒は医学上の病気ではありませんが、連日の残業や休日出勤、不規則な食事や飲酒などで慢性的に疲労が蓄積し、結果的にさまざまな精神症状や身体症状を引き起こします。ひどい場合には過労死に至ることもあります。

 

 

仕事中毒は高度経済成長の落とし子といえるかもしれません。戦後、廃墟から立ち直った日本は、1960年代後半から重化学工業を中心に高度成長を遂げ、経済大国といわれるまでになりました。

 

この驚異的な発展を支えたのが、企業や官庁などさまざまな分野で働く人たちです。

 

 

仕事と組織、生きがいが一体化し、「うち」意識をもつ企業とも一体感をもってがむしゃらに働きました。勤勉を美徳とする国民性もあり、かつては忙しいことは喜ばしいことでした。

 

しかし、やがてそのよび方も企業戦士、働きバチ、モーレツ社員から、最近では「社畜」などという言葉に変化してきています。

 

スポンサーリンク


 

 

個人的な資質が仕事にのめり込ませ、仕事中毒をもたらす一面はあるでしょう。

 

しかし、有能な歯車としていったん戦列に並んだ以上、ドロップアウトでも決め込まない限り、ペースをゆるめにくい組織の体質が仕事中毒の広がりを助長する面も見逃せません。

 

 

あるビジネスマン作家のエッセーに「定年のその日に死にたい」という一文がありました。仕事抜きの人生はありえないということでしょう。

 

ところが、経済が低成長へと移行するにつれ、リストラによる解雇や出向、転職を余儀なくされるなど、ビジネスマンをとりまく状況は一段と厳しくなっています。

 

しかも「うちだけはよそ以上の業績を上げなければ」という意識が日本の企業の根本にある限り、効率最優先の競争原理は簡単には変わりそうにありません。よほど自覚しないと自分を見失ってしまいます。

 

 

 

スポンサーリンク


 

トップへ戻る