ヨガのポーズで特に精神やからだに影響の大きい4つの効果とは?

 

ヨガのポーズで特に精神やからだに影響の大きい4つの効果とは?

 

ヨガのポーズには伝統的な約100のポーズと、そこから生まれた約300のポーズがあります。

 

そのなかの基本的な20~25程度のポーズに取り組むだけでも、からだや精神が健康な状態になる効果があるといわれています。

 

特にヨガでは、以下の4つの効果が大きいとされています。

 

ヨガのポーズが精神やからだに及ぼす4つの効果

 

ストレスを解消させる

 

ヨガの効果 ストレスを解消させる

 

人のからだは寒冷、心理的不安などの刺激(ストレス)を加えられると、生体を正常に保とうという作用が働きます。

 

脳に刺激が伝えられると、自律神経の交感神経が優位になり、心拍数を増加させたり血圧を上げたりして、ストレスに対抗する態勢をつくるのです。

 

同じ自律神経に属し、交感神経と拮抗する関係にあるのが副交感神経です。副交感神経が優位になると、心拍がゆっくりと打ったり、心身がリラックスします。

 

健康な状態のときは、交感神経と副交感神経のバランスが保たれているのですが、現代人のようにたえず刺激に身をさらされていると交感神経優位の状態が続きます。

 

ヨガの体位法のプログラムは、いくつものポーズが組み合わされてできています。そして、各ポーズの間とすべてのポーズ終了時には、必ず無空(くつろぎ)のポーズをはさみます。

 

さまざまなポーズでからだを緊張させた後に行う無空のポーズや、ゆったりしたリズムは、副交感神経を興奮させ、交感神経優位の状態を改善させます。つまり、ストレスを解消させるのです。

 

無空ポーズのやり方については、ヨガ初心者向きのポーズをご覧ください。

 

内臓の働きを整える

 

ヨガの効果 内臓の働きを整える

 

心配事があると食欲がなくなることがあります。心配事という刺激に交感神経が興奮し、内臓諸器官の働きを乱してしまうからです。

 

ヨガの体位法を行うと副交感神経の刺激が高まりますから、興奮した交感神経を抑えることができ、内臓の働きの正常化を促します。胃腸の働きが整えられ、消化吸収も高まります。

 

また、筋肉を弛緩(しかん)させることで血流が増え、内臓諸器官の機能の増進につながります。

 

 

ホルモンが調整される

 

ヨガの効果 ホルモンが調整される

 

交感神経が優位になると、副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモン、性腺ホルモンなどの分泌が促されます。

 

ヨガのプログラムを実践し副交感神経を興奮させると、ホルモンのバランスが元に戻ります。

 

 

脊椎のゆがみが矯正される

 

ヨガの効果 脊椎のゆがみが矯正される

 

日常生活のなかで、長時間同じ姿勢を続けたり、いつも同じ腕で鞄を持つなどしていると、姿勢が悪くなり脊椎(背骨)がゆがんできます。

 

脊椎の中の脊髄には脳からの指令をからだのあらゆる部分に伝える神経の束が通っています。脊椎がゆがんでしまうと、全身の神経活動が妨げられ、関連する内臓や器官に異常が起こりやすくなります。

 

例えば腰痛、肩こり、頭痛などを引き起こし、症状がさらにひどくなると不眠症に悩まされることもあります。

 

ヨガの体位法のなかには、背骨の矯正のためのさまざまなポーズがあり、日ごろの無理な姿勢によって生じた背骨のゆがみを治す効果があります。

 

 

エクササイズとヨガ 効果の違い

 

ヨガ効果とエクササイズ効果の違い

エクササイズやフィットネス・エアロビクスなどの効果は、健康的に脂肪燃焼できるダイエットなどがあげられます。また、ジョギングやテニスなど、通常の運動や体操の目的は、筋力の強化、俊敏性や持久力の向上などです。

 

ヨガのポーズにもそうした効果をもたらす働きもありますが、それは結果として生みだされるものであり、筋力強化や俊敏性・持久力の向上などを目指しているのではありません。

 

からだの動かし方は徒手体操に似ていても、エクササイズや通常の運動と違いヨガはからだ全体を健康にすることを目的とした健康体操とよぶべきものです。ヨガのポーズはからだの細部まで意識がいきとどくように、からだをゆっくり動かすことを基本としています。

 

また、ヨガの特徴でもあるアクロバティックなポーズは、日常生活では使われないからだ全体の筋肉や腱を使うことを目的にしています。

 

このように、ヨガは身体のメカニズムを考え、メカニズムに沿った動きをすることで、身体の活性化を促すものです。

 

 

ストレッチとヨガ 効果の違い

 

ヨガ効果とストレッチ効果の違い

ストレッチとヨガのポーズは、どちらもからだをひねったり、伸ばしたりしているので、どちらも効果も同じでは?

 

と思う人は多いようです。確かに、ヨガもストレッチも筋肉がほぐれ、柔軟性を高めたり、血行がよくなるなどからだの維持に役立ちます。

 

しかし、ヨガのポーズのそうした効果は、結果として生みだされるものです。

 

ストレッチは筋肉を伸ばし、緩めることを重要視して行いますが、ヨガは呼吸への意識を高く持つことで自律神経のバランスを整えたり、ストレス解消などの精神の安定を目的としています。

 

ヨガポーズを取るのは、瞑想効果を得るためです。頭を真っ白にして何も考えないようにすることで、心を穏やかに静め、精神をコントロールできる強い心を作ることができます。

 

さらに、ストレッチにはないヨガ独特のアクロバティックなポーズをとることにより、インナーマッスルを鍛える効果もあります。

 

 

ホットヨガとヨガ 効果の違い

 

ホットヨガとヨガ 効果の違い

身体を動かしながら精神を養う伝統的な「ホットヨガ」は「ハタヨガ」から派生したヨガのひとつです。

 

ヨガは瞑想で精神安定を図りながら全体の筋肉や腱を使うことを目的としていますが、ホットヨガは室温38℃~40℃、室温55~65%の室内でヨガポーズをとり、大量に汗をかくことによってデトックス効果を目的としたものです。

 

「ホットヨガ」は汗を大量にかくので、その分たくさんの水分補給を必要となります。水分を大量に補給し汗を大量かくことによって、血の巡りも良くなり、老廃物が押し流されるため、デトックス効果が高まるのです。

 

一方、瞑想を重視したヨガでは、極端に温度や湿度を調節をしていない自然な環境の中でヨガポーズを行います。

 

深い呼吸をすることによって、高い集中力を得ることができ、身体を動かしながら心のバランスを保ち、強い精神を養います。

 


 

 

 

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